2015年11月23日月曜日

ウェブ講座参加者の方の感想

ウェブ講座:日曜日参加者の感想を掲載します。

30代英語教員の方
今日はSecret Web講座。
21:30
0:30の3時間、長くて濃い勉強会でした。
今日は・・・
辞書読会
Oxford Advanced Learner's DictionaryAからひたすら読んでいくセッション。これが以外と面白かったんです。
知らない(or 気になった)単語をノートに書き出したりしてたんですが、新しい発見が多く、たまにやるのもいいかなと思います。
僕は知らん単語が多いのと、すぐ気になる性格なので、全然進まなかったんですけどね。笑
発音矯正
このセッションの前には、Noam Chomskyのテロ(9.11のころの)講演を聞きました。
("Violence works"
という表現に複雑な気持ちになった…)
で、その後は"From Shanghai to Sydney, tourists think twice about Paris trip"という記事を使って発音矯正。
細かい個々の発音については、やっぱり自分の課題は"ð"の音。ザになっちゃうんですよ。これは、自分でもわかるようになってきたので、日々意識していきます。
あとは、"r"で舌を巻きすぎずに次の音にスムーズにつなげる意識がもっともっと必要。
ほんで、"t" "d" "k"の「消える音」で音を弾きすぎないこと。
このへんをクリアすれば、個々の発音はもっと良くなるはず。頑張ろう。
全体としては、今日はいつも言っている"Take off" → "On the top" → "Soft landing"をフレーズ単位で意識して取り組みました。
フレーズを意識するのがすごく大事で、意味のまとまりを捉えていないとできない。そして意味のまとまりごとで(長短はあるけど)pausing。これをすると、聞き手がすごく聞きやすい(=自分の英語が伝わるということと捉えています)
このpausingができるようになるためには、紙ベースの素材にスラッシュを入れるサイトラや(文法に注目)KHのポーズ入りでのトレーニングが有効。これ、サボらずにやろう。
この話をしている時に話題になったのは、「音が出せる」ということは「文法がわかっている」といことであるんだけど、その逆はないということ。つまり、文法ばっかりで頭でっかちになっちゃあだめだけど、音が出せるようになってくると、文法的なところで引っかかるようになる。まさに自分は今そういう段階で、それプラス語彙の壁にもぶち当たっている。もっと上手くなりたいので、地道にボキャビルしようっと。
そして話は「超文法」へ…
超文法は、学校英文法を超えた文法という意味で、ネイティヴの文法へのアプローチとも言い換えられる(と思っている。まだ自分も完全に理解できていない気がする。)
ネイティヴは当然、英語を意味のまとまりで理解しているので、そこを目指そうということ。そのためには、SVαの意識やnounαの意識を持って英語を使うことが大事で、その考え方をベースに意味を前から理解する(後から補足的に文を作る)ようにする。(他にもポイントはあるけど、今日はここまでで)
ただ、それも頭でわかっていてもすぐ音にならないとだめ。「文法を血肉化する」「文法が見える」レベルにならないと。そのためには、日々継続して生素材でのトレーニング(inputだけでもOK)をすることで感覚を身につけるように心がけます。
と、今日のシークレットはこんな感じで、いつにも増して濃い内容でした。ちょっとたくさん書きすぎました。ほんで書き終わるの遅すぎですね(苦笑)いっぱい書いたから許してください。笑
さあ、明日は練習試合。頑張って起きよう。

30代ビジネスパーソンの方
【暁の会】
今日はシークレット講座。
発音矯正と、新しく辞書読会を開始。
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辞書読は、Aから始まる単語をパラパラめくり、興味を引いた単語の語義を読んでいき、それを30分かけてどこまで行けるかという形式でスタート。来週はBから始まる単語、その次の週はCというふうに、計26週やるまで続く予定。
英英辞典を「引く」のではなく「読む」のはもう20年ぶりくらいで、ぼんやりと理解していた単語を改めて定義づけするのは楽しかった。特にビジネスで出てくる単語の定義をちゃんと読むのは初めてだったので、理解が正しかったとかちょっとまだ使いこなせないなとか、少しでも確認できた意味は大きい。
分からない単語をいちいち引くのは苦痛だけれど、読み物として追っていくと楽しく感じる。辞書って本来こういう使い方をするものなのかも、と今更ながらに感じた。
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後半はいつもの発音矯正。今日大きな発見だったのは、意味のかたまり(チャンク)ごとに読むことを徹底していないと、音読や発話の時に相手に伝わる話し方ができないということ。もっと言えば、チャンク単位でイントネーション(例のTake-offOn-the-topSoft-landing)をつけるため、チャンクに正しく分けられないとイントネーションがメチャクチャになり、聴いている相手が混乱してしまうのだ。
僕の場合はポーズをうまく入れられなかった文があった。これはつまり、どこで意味が切れているのか、どこまでが意味のかたまりなのかを徹底して追えていないということ。ひいては、文法を無意識レベルにまで落とし込めていなかったということだ。
紙ベースでスラッシュを入れることは上手くできても、話す時や音読する時に同じことを、それも高速でできなければ、発話や音読に反映できないのだ。僕は文法は昔から得意でちゃんとできていたつもりだったが、それを血肉化できていないことが浮き彫りになってしまった。
KHシステムのCDには「ポーズ入り」というトラックがある。僕はこのトラックの使い方が分からずそのままにしていたんだが、今回そのことが見事にバレてしまった。いつも書いているとおり、分かる人には聞いてもらっただけで一発でバレてしまう。
今日分かったのは、僕の悩みである「初見の文章が上手く音読・発話できない」というのは、何のことはない、実は文法が血肉化されていないことの結果だったということだ。これまでうっすらと感じてはいたものの、やはり僕は英文を捉える精度が低かったんだなと改めて思った。
これは、英文を前から意味のかたまりごとに訳出していく、いわゆる「サイトトランスレーション」というトレーニングをやることによって改善されていくということも分かった。課題がはっきりしたので、あとは実行あるのみ。
細かな母音・子音の発音がある程度上手くできても、肝心の英語1文1文がいまいちfluentでない原因がやっと分かってきた。日々のシャドーイングでも「これ以上精度を上げるにはどうしたらよいのか?」という壁にぶつかりつつあったので、ちょうどいいタイミングで取り組むことができそうだ。
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暁の会に参加し始めて2か月になるが、自分ひとりでトレーニングしていた頃と比べると、トレーニングの質がこれまでとは全然違ってきたのを実感している。まだまだ目に見えて上手くなったと言えるほどの実感は無いが、1つ1つ納得感を持って先に進めるのがとても楽しい。
僕はいつも我慢が足りないので、次のbreakthroughが来るまで一生懸命、しかし(伸びを実感できなくても)我慢して続けられるように工夫していきたい。日曜・水曜のセッションはそれぞれ濃くて充実しているが、結局のところ日々のトレーニングが変わらないとレベルは上がらないと思っているので、まだ気持ちが冷めないうちに学んだことを基に修正して、日々納得しながらトレーニングをできるようにしようと思っている。

30代英語教員の方

すっかり日が変わってしまいました。22日の21時半から本日23日の0時半までウェブ講座を行いました。十督先生と岸和田の小崎先生とビジネスマンのマサさんと僕の4名。毎週水曜日の講座と違い、日曜日の講座は(勝手に)「シークレットウェブ講座」と呼んでいます。水曜日も濃いですが、シークレットはより濃密な内容となっています。
今日の第一部は辞書読み。Oxford Advanced Learner(s Dictionaryを持参し、30分間辞書を黙々と読書。4人それぞれの読み方で、気になった単語やその語義をノートに書き写しました。この活動をやったからすぐに語彙力が高まるという訳ではないのかもしれませんが、26週間かけて英英辞典を読破しようという試みです。ちょうどアーサー・ビナードさんの本を数冊読んでいるのですが、母国語である英語はもちろんのこと、イタリア語と日本語に対する造詣も深く、ビナードさんの教養にはただただ圧倒されます。辞典を読み漁り、気になった言葉を調べていく行為が堪らなく楽しくて、結果としてビナードさんのような幅広い知識を得ることができればいいなと興奮しています。今回はAの項目、来週はBの項目といった要領で進んでいきます。


第二部は恒例の発音矯正。前回のシークレットでpausingの重要性を学んだので、この1週間生素材としてオバマ大統領の「東京演説」を繰り返し聞きながら、pausingの視点を最重要ポイントに置きながら、オバマの英語を聞きつづけました。pausingつまりチャンクごとにTake Off, On the Top, Soft Landingを徹底すること。先週から今日まで常に意識しました。また、英字新聞を読む際も邪魔くさがらずに意味のまとまりごとにスラッシュを入れながら、音読と黙読を続けました。上達を期待する気持ち半分、現状維持のままかもという少し不安な気持ち半分で英字新聞を読みました。
すると、褒められた!リラックスして、一語一語たっぷり発音できており、先週までと比較しても格段に上達しているとのことでした。オバマはもっともっとゆっくりと話すので、完コピーには至りませんでしたが、かなりの前進です。ネイティブに負けない発音を追い求めている僕としては、非常に嬉しい一日となりました。大人でも褒められると嬉しいですね。しかも、今一番力を入れている発音やスピーキングで成長できているなんて、とても幸せ。励みになります。
ただし、t,d,kといった子音はまだまだ弾き過ぎることがあるので、要注意。音レベルのFluencyが上がってきたので、次の課題も見えてきました。頭で理解できている文法を正確にチャンクごとに捉え、血肉化する。文法が「分かる」レベルではなく「視える」レベルに落とし込むことが今後の課題です。そのために今後続けることは以下のふたつ。

文法を血肉化するために生素材を読む際にしばらくスラッシュリーディングを続ける。
○KH
システムの教本に収録されている「ポーズ入り」CDを用い、基軸トレを続ける。
かなり音のFluencyが上がってきたと言ってもらえましたが、さらなる高みを目指すため、ここからはまた我慢の連続、より高い壁を越えるための勉強が続きます。まあ、とにかく伸びも確認でき、そして次の課題も見つかり、今日からの一週間また充実します。小崎先生とマサさんという仲間もいるし、粘り強く頑張れます。よきソウルメイトが大阪と埼玉で頑張っている、だから僕も京都で頑張れます。
今回の講座はそれ以外にもチョムスキーのスピーチを聞き、政治や世界情勢について見識を深めました。オバマがある程度できるようになったら、次はチョムスキーを基軸トレーニングの教材にします。このように、形にはまることなく、幅広く勉強できるシークレット講座、最高です。発音にしても、辞書引きにしても、自ら学んでいるので、学習者の視点を忘れずに生徒たちのことを思い描くこともできています。

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