2016年8月31日水曜日

先生は子供達の太陽☀️

北風と太陽のお話があります。私たち教師は、子供達にとって、どちらを目指すべきなのか、深く考えを致す日々です。

私たち教師は、子供達にとって、寒い風を吹かせる北風ではなく、温かい太陽のような存在であるべきだ、と僕は思っています。

横浜マリノスの少年指導者の方の指導書に、「指導者は子供達にとって、厳しく鍛えたり、罵声を浴びせたり、意地悪をしたりするのではなく、子供達にとっていつも、太陽のような人でいるべきだと僕は思います。」と書かれてあり、新任教師時代の僕は、その言葉に感化され、今でも大切に胸に刻んでいます。

親友、西山哲郎くんと今後の暁の会のあり方について、夏に随分と議論をしました。

夏に二人で主催したり、出かけて行った勉強会、ワークショップは、「参加された先生方に体験をしていただき、英語を楽しんでいただき、皆で知恵や情報をシェアしあう温かい現場にしようね。」と誓い合って臨みました。

参加された先生方が、勉強会に出ている時間だけ気持ちよくなり、精神のカタルシスを味わって、しばしの間日常の辛さを忘れるような、そんな鎮痛剤のような勉強会であってはいけない、と西山くんと何度も話しました。

参加された先生方が、子供の頃のように英語に親しみ、英語を楽しんで、その経験を、そのスキルを、そのメソッドや心持ちを、教室に持って帰ってもらい、先生方の目の前の生徒さん200名の前で生徒さんとともに味わってもらい、子供達とともに英語をもっともっと好きになっていただく、そして、子供達とともに英語を楽しんで学ぶ気持ち、きっかけを作っていただけるようなワークショップにしないと、僕ら二人が皆さんとともに過ごす意味はないよね、と何度も何度も西山くんと話をしました。

勉強会は内輪が集まって、内輪ノリで、内輪ネタで盛り上がることではない、と僕らは強く思っています。

また、勉強会はお祭りでも、選ばれた人しかいけないような会でもない。さらに言うと勉強会は同窓会やお友達会でもないのです。

勉強会は、参加された先生方が教えておられる子供達のためにあります。

子供達が、それぞれの先生方とともに、英語の授業を通じて元気になり、笑顔になり、英語を学ぶ喜びを、第二外国語学習を通して見る自国文化を、さらには博い見識と視野を身につけること、これこそが暁の会が参加者の皆さんと標榜する世界だ、と僕らは思っています。

子供達とともに、英語の先生方に元気になってほしい、英語の先生方に語学を学ぶ喜びを、嬉しさを、取り戻してほしいと願ってやみません。

2学期にたくさんの勉強会とワークショップを企画しています。
ぜひお出かけください。お待ちしております。

■2学期、毎月必ず暁の会がどこかで開催されます。

来月と言いますか、明日からの9月、僕らが主宰する暁の会は多くの勉強会を企画しています。

これまで、夏のジョイント勉強会、またオックスフォード大学出版でのワークショップ、英語教育達人セミナーとのコラボを通じ、暁の会京都リーダーの西山くんと議論と検証を重ね、9月、10月、11月、12月と、数多くの勉強会を企画運営する決意を固めました。

また、福岡女学院中高の坂本彰男くんと長い議論とディスカッション、そしてスピリチュアルなインスピレーションを共に得て、今、福岡で毎月一回、金曜日に、多読、多聴、多話、多書の時間を先生方と持つ企画を計画中です。

これから毎月、どこかで暁の会が開催されています。


来月のシルバーウィーク中、宮城県仙台にて、
今年二回目の東北勉強会を開催致します。


■参加者全てが子供達にとってのカリスマであり、リーダーである共同体を目指して。

暁の会は今、出会った先生方にどんどん声を掛け、どんどん実践発表をしていただくことを計画していて、すでに夏後半の勉強会でも4名の先生方に実践発表をしていただきました。

今後は、英語教室で教えておられる先生方、小学校の先生方、中学校の先生方、高校の先生方、そして、短大や大学、大学院の先生方、ネイティブの先生方にどんどん実践発表をお願いしていきます。

また、その場その場で常にディスカッション&シェアの時間を持ち、良い実践が報告されれば、その場で即興ですぐに皆さんに体験していただき、その場で学びを拓いていく機会を持ち続けます。

多くの先生方にアイディアや実践をシェアしていただき、知恵を共有し、皆で協働学習を学び、力をつけていきたいと思っています。

カリスマはいらない、リーダーもいらない。

参加者みんながリーダー、参加者は現場にあって子供達のカリスマであり、リーダーであり、先輩であり、家族であり、兄弟姉妹であることを鑑みて、先生方皆さんに真の意味で参加型の勉強会を経験していただきたい、という思いを強くしております。


■9月17日(土)初の仙台での暁の会勉強会。

これは仙台の大野先生との対話から生まれた企画で、東北の先生方と共に英語を楽しむ時間を持ち、授業づくりや普段の英語学習へのモチベーションアップに生かしていただく機会を作ろうという想いから生まれた企画です。


英語シャワーを体験して、元気になりませんか?
午後13時から21時まで、すべて英語でセッションを行います。
英語シャワーを体験して、元気になりませんか?
多くの皆さんのご参加、お待ちいたしております。
日時:9月17日(土)13時〜21時
8時間ありますので、夕方ご予定のある方は切りがよろしいところでご退席いただけます。 
場所:仙台市民会館 会議室2
内容:暁の会ロング〜All in Englishを体験するワークショップ
discussion 1: current news topic
discussion 2: analysing
lecture 1: PREP talk & Layer Making
story telling1: pair & trio
group work : presentation making
speech making : My 'TED' talk


暁の会ロング勉強会、東北開催は初です!
午後13時から21時まで、すべて英語でセッションを行います。
多くの皆さんのご参加、お待ちいたしております。
8時間ありますので、夕方ご予定のある方は切りがよろしいところでご退席いただけます。 
https://akatsukienglish4.doorkeeper.jp/events/51241

■9月17日(土)は大阪でも暁の会があります!
【暁の会京都】9月の勉強会のお知らせ
日時:9月17日(土)
15時から19時まで
小会議室

場所:下京青少年活動センター
テーマ:アカデミックディベートの全て

イギリスの大学でディベートを専門に学ばれた久留宮一浩先生を愛知県からお招きします。

久留宮先生は9月から学校現場に復帰されます。今後、暁京都を落語小屋ならぬ英語小屋にしていきたいのと、3学期に授業でディベートを実施するので、一からディベート理論と技術を体得したくて、久留宮先生に勉強会の講師をお願いしました。

西山くんとのマンツーマンの予定でしたが、良いこと、楽しいことは共有したいので、9月の暁京都開催の運びとなりました。楽しいことは自分で創るのだ!

参加ご希望の方はメッセンジャーやLINEでお申し込みください。よろしくお願いします。

■9月24日(土)大阪で暁の会&中之島英語研究会ジョイント勉強会

さて、9月24日(土)は大阪で、中之島英語研究会と暁の会京都のジョイント勉強会が行われます。
現場の違うそれぞれ4つの実践発表と体験の4部構成となっています。

【なか英研&暁の会京都ジョイント勉強会、講師変更のお知らせ】
暁の会京都リーダーの西山です。昨日は京都で単独勉強会を行いました。中村憲幸先生(東山中高)と3時間ワークショップを行い、大盛況のうちに終了しました。ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

さて、本日は、先日告知させていただきました、なか英研&暁の会ジョイント勉強会第1弾の再告知、ならびに講師変更のお知らせです。第2部に大注目です。今回のコンセプトは「小中高大の英語教育の垣根を取り払う!」にしました。僕がいま興味を持っていることのひとつに、教育機関の間にある壁を壊し、教員間の真の連携を図るというものがあります。このことを念頭に置いて、コンセプト設定しました。(全ての活動をAll in Englishで行います。)

お申込みは以下のリンクからお願いいたします。たくさんの先生方とお会いできることを楽しみにしております。
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日時:9月24日(土)15時~19時

場所:私立英真学園高等学校 普通教室
阪急十三駅東口から徒歩5分の距離です。アクセスは以下のURLをご覧ください。
http://eishingakuen.ac.jp/access/

テーマ:小中高大の教員連携祭り。50分×4コマのセッションを通じて、Almost in Englishの活動を参加者の先生方と共に楽しみながら、作り上げる。

第1部:小学生にできるだけ英語を話させ、聞かせる工夫
Hi Friendsの各レッスンのゴールのタスクを、実際に先生方にも体験していただいた後に、教室での実際の映像を紹介します。

発表者:堀込美恵子先生(箕面市立第三中学校)

●第2部:「ハーバードの修士取得の現地報告」

滋賀県の公立高校の教員をされていた頃、一念発起され、1年間休職し、北米のトップ大学院で学びたいと決意され、見事ハーバード教育大学院に合格され、修士を取得された方にご登壇いただきます。

事前準備から現地での生活、ハーバードの様子、留学生に求められる資質、そして1年間ハーバードで学んだことで訪れた変化とは何か?包み隠さず、お話しいただきます。

発表者:武田浄先生(滋賀県大津市教育政策アドバイザー、追手門学院大学グローバライゼーションストラテジスト)

●第3部:TEDスピーチを使ったスピーキング&ライティング活動

中学3年生の1学期に行った「食の安全」をテーマにしたTEDスピーチを用い、ただ内容を理解するだけでなく、発問に焦点を当てたグループディスカッション、発信を意識したクリエイティブな活動をいくつかご紹介します。

発表者:西山哲郎(東大寺学園中・高等学校)

●第4部:中高生のfluencyを徹底的に伸ばす多話・多書実践

中高生を対象としたfruency firstでのアウトプットアクティビティ実践をお見せします。abcトークという活動の紹介です。
発表者:湯谷賢男先生(京都産業大学付属中学・高等学校)
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もっとも大いなるもの

単語の綴りを一生懸命練習するけれど、何度も、何度も間違える子がいる。 でも、授業中、何度もうなづきながら説明を聞き、話に耳を傾け、大きな声で歌を歌う。フォニックスの発音を、口を縦横いっぱいに開けて発音する。 oshienと単語テストに書いてきた。oc...