2015年9月23日水曜日

【暁の会@博多 英語力強化合宿日程のお知らせ→12月26日(土)~12月27日(日)の1泊2日】

【暁の会@博多 英語力強化合宿日程のお知らせ】



こんにちは、暁の会博多リーダーの田中十督です。


さて、来る12/26土・12/27日の両日、暁の会博多にて、「英語力強化合宿」を開催させていただきます。


12月26日(土)朝から夕方19時30分まで、また12月27日(日)の午前中までで、午後は皆さんで反省会を予定いたしております。なお、宿泊なしのご参加も可能です。


1泊二日の間、英語漬けになっていただき、発音矯正、ネイティブの用いる英文法の裏知識、英語の論理構造、シャドーイングの強化法、体得法、英語によるディスカッション、オピニオンライティングセッションを予定いたしております。盛りだくさんではございますが、ご興味がおありの方、是非ご参加ください。


なお、宿泊先など、決定し次第、随時お知らせいたします。
参加ご希望方は、以下の要領に従ってお申し込みいただきますようよろしくお願いいたします。
→宿泊なしのご参加も可能です。

[記]

■日時:12月26日(土)朝9:00開始~12月27日(日)午後0時終了予定


■内容:英語発音矯正
     ネイティブの用いる英文法の裏知識
     英語のロジック構造(体得の流れまでやります)
     シャドーイング強化法・体得法
    英語による自分の意見を言うディスカッション
    自分の意見を英語で書くオピニオンライティング


■教材:クリントン大統領のスピーチを使用
(テキスト+自宅学習用の発音矯正CD+シャドーイング用CDの2枚組)


■持参していただくもの:
 ご自身の声を録音していただけるディバイス
 イヤフォン
 筆記具
 大学ノート

■参加費:無料  
(ただし教材費500円のみ徴収させていただきます)


[申し込み方法]
以下のページより、必要事項を記入の上、参加ボタンをクリックしてください。なお、年齢や性別、ご職業などの条件は一切ございませんが、高校生以下の未成年の方の参加はできません。予めご了承ください。また、英語学習でのお悩みの点など、忌憚なく書いていたければ幸いです。では、どうぞよろしくお願いいたします。

https://manage.doorkeeper.jp/groups/akatsukienglish4/events/31893


「子供達は日本人の先生の英語は分かるけれどネイティブの英語がわからない。」

*今週末に開催されます「暁の会@博多:英語授業の為の勉強会」
の参加申し込みはこちらからよろしくお願いします^^

↓↓↓↓↓
https://akatsukienglish4.doorkeeper.jp/events/31869


暁の会に、古くからの友達で、東京で国語の教員をしている星野君が参加をしてくれました。彼はとても情に厚く、友情を大切にする人なのですが、歯に衣着せぬ物言いで、おかしいことはおかしい、良い事は良い、ときちんとはっきりと物を言う人です。


ビジネスマンや英語の先生、大学院生に混じって懇親会に参加している時に、彼に暁の会での感想を求めると、興味深い話をたくさんしてくれました。

その中の一つに、我々英語教師が考えなければならない大切な至言が含まれていました。
「うちの中学生が修学旅行で米国に行った時に、面白い場面に多数遭遇したんですよ。

うちの生徒、日本人の先生がall in Englishで授業しているときは、日本人の先生の英語は分かるんですね。でもね、米国に連れて行って様子を見てるとね、米国人の喋っている英語がさっぱり分からないって言うんですよ。

でね、今日暁の会に出てみて、十督先生の英語を聴いてたらさ、え?ぜんぜん聞き取れないんだけど、って思う事が何度もあって。ネイティブの英語と一緒で、え、今の前置詞のof って言ってるの?聞こえないじゃん、って思ったりして焦ったんですけど。

これってどうなんですかね。日本人の先生の英語は、生徒に理解し易い様な、日本人にも分かる発音で言うべきなのか、あるいは、やっぱりそれではダメで、ネイティブの英語がわかる様に指導して行かなければいけないって事ですかね。僕、国語科で門外漢だからよくわからないんですけどね。どうなんでしょうね。」

彼のこの話の時、参加者一同、うーんと唸ってしまいました。確かに彼の言っていることと同じ状況は容易に想像できるのです。そうだよね、と思い、暫し言葉を失いました。

暁の会では、正しい発音である事と同時に、ネイティブが話している自然な英語にできるだけ自分たちの力を近づけて行こうと勉強を続けていますが、それは引いては彼がご指摘のような状況をできるだけ回避して行きたい、と思っているからなんです。

日本人の先生が話している英語も当然英語です。でも、ネイティブが話す英語も英語なんですね。

子供達に身につけさせるべき英語力を考えた時に、学校の指導の枠組みの中では、辿り着ける到達点が浅い部分にとどまってしまうことも仕方ないのですが、日本人の英語力向上を標榜しようとすると、やはりネイティブと出来る限り同じ視点で英語を使える様にしていかなければいけないと僕は考えているんです。

その場合、発音や、イントネーション、あるいは学校の英文法では教わらない様な「会話や文章の中にある英文法の枠組みでは見えて来ないネイティブの英文法黄金律」を、子供達は出来る限り多く知っておいた方が良い。

たとえば、英語の文章は、話すときも、書いてある文章も、会話も、討論も、プレゼンも、全てPREPというロジックが基本単位になっています。まず自分の言いたい事を述べて、その理由や説明をきちんとし、その後、それを裏打ち・肉付けするデータや具体例、専門家などの意見などを言って、最後に結論を最初に述べた言いたい事よりもより明確な形を持って述べなければなりません。そのロジックの枠組みが基本に据えられています。その枠組みを逸脱したワーディングや作法では、相手に自分の意見が理解してもらえないのです。

高校で大学入試問題に接した時に、最近の教材ではこのロジックを詳しく扱っているものが増えました。しかし、教えている方にその意識がきちんとあって、広くそのロジックの理解が行き渡るような指導が行なえているか、というと、課題が残る部分が多いのではないか、と僕は考えています。

発音やイントネーションに視点を戻しますと、日本のテストでは発音アクセントの問題が何度も入試に出題されますし、リスニング問題もあります。しかし、日本人の聞き取り力が上がった、という劇的な話は聴きませんし、発音記号がきちんと読めたからと言って、ないしは、発音アクセント問題にパーフェクトに正解できたから、と言って、英語の聞き取りのフォームがしっかりとしていたり、音の聞き分けがきちんと出来ているか、と言えば、そうはなっていないのが現実です。

翻って、先ほどの星野君の指摘にもありましたが、最終的には僕は、子供達がネイティブの話している英語の聞き取りがきちんとできるようになって欲しいと思っていますし、また、それ以上に、ネイティブと英語でどんどんコミュニケーションを取れる様になって欲しいと願って指導をしています。

日本人の先生の英語力そのものがもっと上がらないと、この点は解決していかないのではないか、と僕は思っていて、暁の会で、参加者の方、これは英語の先生に限らずですが、少しでもネイティブが話している英語の聞き取り力や発信力を高めて行き、最終的に、それが普段の授業力向上につながり、その先生の授業を受ける生徒達が、正しいのみならず、ネイティブと変わらないレベルの英語を日常的に先生から聴ける、話ができる、先生の書いた生の自然に近い英文に触れられる、という状況を多く生み出して行きたいと考えているのです。

「英語の発音なんて、どうでもいい。正しく発音出来ていれば良いんだ。通じれば良いんだ。」という発想も理解できなくはありませんし、「アジア人や非英語圏の人たちの発音やアクセントは出鱈目だし、通じているではないか。」と思う気持ちも分かります。

でも、その発想を論拠に授業をしていたのでは、その先生から教わる生徒の英語力は、いつまで経っても向上し得ないのではないか、と僕は考えているんです。

できるだけ多くの英語の先生にこの点について考えて頂き、積極的に共に勉強を重ねて行きたいと思っています。

英語の発音、アクセント、イントネーション、聞き取りのフォーム作り、英語のロジック、英文法の先にあるネイティブの英文法などについて、興味のおありの方は、是非暁の会英語力強化勉強会にご参加ください。

英語力強化勉強会は、12月の冬休みに合宿形式で博多にて、開催、その次は3月の春休みに2daysで東京にて開催する予定です。詳細を近々掲載します。多数の方のご参加、お待ち致して居ります。





もっとも大いなるもの

単語の綴りを一生懸命練習するけれど、何度も、何度も間違える子がいる。 でも、授業中、何度もうなづきながら説明を聞き、話に耳を傾け、大きな声で歌を歌う。フォニックスの発音を、口を縦横いっぱいに開けて発音する。 oshienと単語テストに書いてきた。oc...