2016年6月1日水曜日

生徒達の活動コメント:音読TRノートとOEDノート

生徒たちの今週のノートまとめです。素晴らしいです。授業と家庭学習のリンクがどんどん深まっています。

授業でやったことを家庭でも再現する、これが一番素晴らしいことだと思っています。

予習や復習の仕方のガイダンスは世に溢れていますが、授業と家庭学習のリンクについては、あまり語られていない気がします。

授業でやったことを生徒が家庭でやる、しかも、やらされている感じではなく、自分から進んで取り組む、という姿勢。これが大事なんですね。大事、というよりも、尊い、に近いかもしれません。

生徒たちが「やりたい!」という気持ちを持って英語学習に取り組む姿勢づくり、それはまだまだ続きます。

僕は授業で、英語をあまり教えていないのかも知れません。僕が教えているのは、英語の楽しさ、英語の喜び、英語の妙、な気がします。

細かいことは僕から聞かなくても、本に全て書いてあるので、それを読めばいいのだと思います。

人から聞いたことは、自分が大事だと思っていること以外、全て忘れてしまいます。

でも、自分で覚えたことは、いつまで経っても忘れません。

僕の仕事は、この子たちに、できるだけ多くの体験や経験をさせてあげて、自分で気付くこと、自分で感じること、自分で思うことの回数を増やしてあげて、その上で、自分で考えることが思考の中心、行動原理の中心になるようにしてあげることなんだと思って毎日地味にちまちまと仕事を繰り返しています。

授業でやる英語の帯活動、教科書の中身を使った通訳TR、日本語の理解を深める活動、多読、歌を歌うこと、英英辞典を使って英語に触れること、毎日学習の記録をつけること、どれも強制でではありません。

御託が長くなりました。ごめんなさい。
子供達の今週のコメントも熱いです。ぜひご覧ください。



辞書を読む、という発想、生徒にとっては新鮮だったようです。辞書は調べる、という使い方以外にたくさんの使い方ができます。お行儀よく使う必要ないんだと思ってます。

日付を書いて毎日1個ずつやることの大切さ。まとめて何ページもやるより、毎日英語に触れる方が絶対いいんです。
体感の変化ですね。素晴らしいです。こういうコメント、増えました。

アルクの単語帳キクタンを使っているのですが、キクタンに出てくる単語をOxford English Dictionaryで調べてOEDノートに書くと覚えやすい、という友達のコメントを教科だより(週一発行)に掲載すると、真似する生徒が続出しています。
辞書は読むもの、ですね^^
毎日英語に触れる大切さを身を以て実感する生徒。習慣の力は恐ろしい。

こういう男子が増えました。強制的に首根っこを掴んでやらせなくても、自然に英語に向き合える姿勢づくりをすることが教師の仕事で、たくさんいろいろ教える必要ないんですよね。生徒がどんどん気づいていくので。
毎日ノートに向き合う数を計算している生徒。こういう細かい自主的なメモも見逃さずに見てます笑。生徒のそういうちょっとしたところが、かわいいです^^
デジタル化した世界に生きる子供が、「紙の辞書をボロボロになるまで引きたい。」と書く、なんと素晴らしいことでしょうか。
教科だよりで友達の良いものを掲載すると、こちらが指示を出さなくても、どんどん良いことを真似して、生徒が勝手に自分の習慣を良くしていきます。お説教したり、檄を飛ばしたりしなくても、友達の良いところに気づいてもらうことが、教育効果が一番高い気がします。
友達の勉強スタイルを見て、勉強のやり方を変え、自分なりの習慣を作りつつある生徒。
軽い気持ちで英語に向き合えることが一番大事なんです。
好きなゲームを英語でするまでになっちゃった!すごい!
シャドーイングの効果を実感する高校生。
音読TRプリントの配布が遅れたら、こんなことをする生徒が出てきて笑。
彼のノートは素晴らしかった。OEDの単語の説明を漫画で書いてきて、最後の自分のコメントも、とても自然な英語で書いてきました。自然な英語に日常的に触れているからこそ、出てくる自然な英語。感激しました。素晴らしいです。
上の画像の彼の漫画。汚いけれど彼の気持ちがグイグイ伝わってくるんです。スペルのミスや、ちょっとした間違いなんか、指摘なんてするもんですか。そんな細かいことなんて、どうでもいいんです。
英語を大好きになる気持ちを育てるのが僕の仕事。正しい英語を教えることは二の次です。彼が前のめりになって英語に夢中になること、これが一番大事なことなんだと思います。
TRは継続的に見ていかないといけないですね。近視眼的に生徒の変化を見ていくと、生徒の変化に気づけません。うまくいかなかった次の日に彼らがどんなことを感じるか、そこを見ていくんです。丁寧な作業なんですよね。
こんなに英英辞典の取り組みが充実すると思っていませんでした。もっと若い時から英英辞典を生徒に使わせておくべきでした。生の素材の持つ力はすごいですね。特にオックスフォード大学出版の出す本は偽物が一つもありません。どれを使っても素晴らしい活動ができます。
生徒たち、メリーポピンズの歌に完全にはまってくれました。
英語にズブズブはまり込んでいく生徒。
当社比、って笑。かわいい^^
発音の仕方のプリントを作って授業をしましたが、こういうコメントを読むと、疲れが吹き飛びますねー。やってよかったな、って思います。
ノートにオバマ広島スピーチを貼り、意味調べをした女子。宿題に出した?とんでもない。そんなこと一言も言ってません。彼女がやりたいからやった、それだけです。素晴らしいことです。生徒、すごいですね。なんでもやります。すごいパワーです。



英語を書きながら音読することの効果を実感している生徒。

彼女のノートはこういう遊び心満載で、毎週楽しみなんです。コメントもスパイシーで楽しいですよ^^
この男子は完璧に英語にはまっています。音読ノートにびっしりとコメントを毎週書いてくる男の子。OEDももやは完全に習慣化して、夢中になってやっています。
こういう気持ちを育てるために授業をしてると言っても過言ではないですね。教師冥利に尽きます。
英語ができるようになると、自分からどんどん英語をやりたくなるんですよね^^

毎日、自宅学習をやるコツは、日付をきちんと書くことなんですよね。記録をつけることの大切さ。




























もっとも大いなるもの

単語の綴りを一生懸命練習するけれど、何度も、何度も間違える子がいる。 でも、授業中、何度もうなづきながら説明を聞き、話に耳を傾け、大きな声で歌を歌う。フォニックスの発音を、口を縦横いっぱいに開けて発音する。 oshienと単語テストに書いてきた。oc...