2016年3月15日火曜日

暁の会スカイプ講座月曜日のレポート(3月14日)

昨日はスカイプで暁の会定例のコア講座を開催しました。
参加者は3名、僕と4人で勉強しました。
★英英辞典の読書からスタートしました。 前半は1時間、Oxford Advanced Learner's Dicrtionaryをたっぷり読みました。辞書を読書すると、本当に唸るような英語らしい表現に出会うことがあって、胸がドキドキしますね。

昨日はいろいろな表現をみんなで読んで、心に引っかかった語彙を挙げあいました。この時間は本当に至福の時ですね。僕が唸ったのはこの定義でした。 a crystal ball: a clear glass ball used by people who claim they can predict what will happen in the future by looking into it

水晶玉の説明を、こんなにシンプルで判りやすい英語の表現を使って説明してあるなんて、素敵すぎて鼻血がブーでした。本当に無駄な表現が一切ない。日本人が書いたら、ここまでそぎ落としたクリアカットな英文は、書けないと思いますね。ため息が出ます。 辞書を読むと、新しい語彙に出会うだけではなく、今までに自分が知っていた語彙の新たな意味や使い方、他の語との連携を見たりすることがあり、発見が数多くあります。

単語帳は、学習者が覚えやすいように、コーパスを使って使用頻度の高い語彙を中心に語彙を羅列してありますが、辞書は全部載っています。当然、知らなくても良いような表現もたくさん載っていますが、そこは読むときの楽しみの一つにもなりますね。

中学生英文法や高校1年生くらいの英文法がわかれば、英英辞典は読めます。また、文法を完璧に固めてからでなくても、読んでいるうちに、例えば関係詞や分詞構文、句表現や節表現は遠慮せずにどんどん出てくるので、自然に慣れていきます。

もし辞書読書に興味がある方は、Essentialと冠してある英英辞典から読まれることをお勧めします。また、中学生や高校生で、英語が苦手なら、セサミストリートのpicture dictionaryや、子供向けの図鑑などから読まれることをお勧めします。
セサミストリートのpicture dictionaryは、子供が読んで判りやすい英文で書かれていて、ものすごく判りやすいんですね。シンプルです。この例文を書き取ったり暗唱したりするだけでも、関係詞や、句表現の使い方は半年もすれば覚えてしまいます。とても良いです。 http://www.amazon.co.jp/Sesame-Street-Dictionary/dp/0375828109/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1457993522&sr=8-1&keywords=sesami+street+picture+dictionary 英語で本を読んだり、生の素材に触れるのは、「完璧に英語がわかってからでないとダメ!」という思い込みを捨てると、広い英語表現の世界に入ることができます。学校の中で無味乾燥な受験問題のための英語を読むのとはまるで違う喜びや心の震えが待っているんです。 「単語や文法でわからない表現は完璧に潰してからでないと生素材に触れるのは困難だ」という思い込みを捨てて、英語表現に触れる喜びにぜひ触れて欲しいと思っています。 そういう恐怖心があるのは、我々日本人が受験英語という呪縛に縛られているからなのかもしれませんね。悲しいことですね。 ★歌を聴いて休憩 Stevie Wonder のSuperstitionという曲が、最近見たgleeの中で歌われていましたので、みんなで聴きました。「自分が理解できないことを信じてしまうから、トラブルになって苦しむのさ。迷信なんて、でたらめなんだから。」という歌詞にグイグイ引き込まれます。
https://www.youtube.com/watch?v=0CFuCYNx-1g

★"The Giving Tree"を使った朗読による発音矯正・間取り練習
「大きな木」の朗読を練習して、間の取り方と発音矯正を行いました。発音は、もう本当にみんな上手になってきて、子音の語尾の弱をもう少し気をつければ、かなり綺麗に聞こえるようになりました。皆さんの頑張りが素晴らしいですね^^
間の取り方は、かなりしつこく言っています。間の取り方が上手になる、ということは、文の切れ目や、意味のある塊が取れるようになります。音読練習を通して、英文を見抜く練習、意味を前から取っていく練習(サイトトランスレーション)をしているのです。間の取り方が上手になっていくことで、英文理解のみならず、自分が実際に英語を話したり書いたり読んだり聞いたりするときにも、瞬時に理解する力が身につきますし、相手の反応に対して、quick responseできるようになります。その下地作りですね。しつこく丁寧に朗読にこだわるのはその目的があるのと、良い語り手になることは良い聞き手になることへの橋渡しだと位置付けているからですね。月末の東京勉強会の2日目にもこれはやります。読み聞かせの練習にもなりますね^^ ★質問を作るトレーニング ここ2週間、質問を作る練習、情報をspecifyする練習をしています。自分が言いたいこと、相手の話を聞くことを整理すること、詳らかにすることによって、コンテンツにコアに入っていく練習をするのと同時に、質問をすることにより、コミュニケーションしている内容をより良いフェーズへ誘う役目を果たす訓練をしている、と言えますね。これは15分程度しか時間が取れませんでしたが、来週も引き続き行っていきます。

来週のスカイプによるコア講座は、3/20(日)の21:30より開催します。詳細は、暁の会のフェイスブックのページをご覧くださいね^^ https://www.facebook.com/Akatsuki.English4/

もっとも大いなるもの

単語の綴りを一生懸命練習するけれど、何度も、何度も間違える子がいる。 でも、授業中、何度もうなづきながら説明を聞き、話に耳を傾け、大きな声で歌を歌う。フォニックスの発音を、口を縦横いっぱいに開けて発音する。 oshienと単語テストに書いてきた。oc...