2017年9月25日月曜日

The dogs may bark, but the caravan goes on.

日曜日、オックスフォード大学出版局主催の多読セミナーがあり、講師をさせていただく。綺麗な西南学院大学図書館にて。

一夜明けて、今日は朝から待ちに待った生徒たちのプレゼン発表。朝早くからPCとプロジェクターを準備して、バタバタ。生徒たちにも緊張が走る。

概ね、素晴らしい発表だったので、ひとまずホッとして安堵。やっぱり、勇気を出して色々やってるぽく思われるところもあるかもしれないんだけれど、幾つになっても、新しいことをやる時には、それはドキドキしてしまうものです。

生徒のプレゼンを見ながら、全体的に良くできていると思いつつ、どうも自分自身で得心がいかない。こんなもんじゃないのに、という思いが過る。まぁ、初めてやるしね、彼ら、次回がもっといいものになる、って言う、プレゼンづくりの視点が学べたら御の字かなー、と思いながら、焦るな十督、と思いつつ。

プレゼンづくりの授業は以下の通りの設計。番号が13ってなってるけど、だいたい2週間、7コマか8コマくらいでやれます。
初期の頃は、毎回、教科書の音読などは帯活動でやる。
1ジグソーにて内容把握。
2スピーキングで要約内容を発表。原稿なしでできるまで。
3TEDトークを見ながらリスニングとメモ取り。
4マインドマップを書いて、デザインを設計。
5グループにて討議、その後、テーマ決め。
6パソコンでネット検索しながら、発表内容を作り込み。自宅での作業も含める。
7リハーサル。修正。リハーサル。
8本番←イマココ
9リトリートとシャープニング目的でリーディング
10批評的読みとその先。
11グループでのプレゼン内容を修正
12一人で3分の持ち時間でグループのプレゼンをスタンドアップスピーチ
13ライティング

生徒は自分の頭で考える時間と、グループで共同作業しなければいけない時間が長いので、根気が要るのと、ギャラリーウォークで他グループの見学を可能にしてるので、修正のシャープニングの時の視点を磨くことができるんです。

やり始めはなかなか動かないんだけど、期限を切って、いつまでの完成、リハ、仕上げ、と段階を提示すると、俄然やる気が出るみたいで、一生懸命やっていました。

ただ、最終形として、TEDの高校生版みたいな形まで持っていきたいなー、と思ったりしているので、まだまだ英語の中身とプレゼン資料の幼さに関して、僕も我慢してあげて、さらに彼らの活躍を期待したいな、と思っているところです。

脳がフル稼働する状態を作って、英語の授業で頭を使う行為を繰り返すことが大事だと思っています。同時に、マインドマップの書き方も教えて、色を使い、絵を描いて、脳を積極的に解放するように仕向けています。

これが終わったら、中間考査。その後、多読と次のプレゼンに向けた準備です。

英語もプレゼンの時のアティチュードも、まだまだこれから。初めてのプレゼンがこれだった、と言うことで、道半ばですが、十月のプレゼン、十一月のプレゼンが楽しみです。

生徒が音読してる時間は極力、同時通訳をやるようにしていて、僕も生徒たちに負けないようにTRに熱が入っています。

あ、そうか、テストが終わったら、日本語戻しと英語戻しのアクティビティ入れよう。生徒に教えよう。すぐできるだろうし。

もっとも大いなるもの

単語の綴りを一生懸命練習するけれど、何度も、何度も間違える子がいる。 でも、授業中、何度もうなづきながら説明を聞き、話に耳を傾け、大きな声で歌を歌う。フォニックスの発音を、口を縦横いっぱいに開けて発音する。 oshienと単語テストに書いてきた。oc...