2015年7月31日金曜日

暁の会@博多、第三回目、無事に終了しました^^

暁の会@博多、第三回目、無事に終了しました^^

色々な活動をやっているので、暁の活動もずいぶんと手広くやってる感があるのですが、地元博多はまだ3回なんですね(笑)。いや、もっと地元で開催したいものです(笑)。

暁の会で毎回行う活動に、「現場で困ったことがあったとき、あなたならどうしますか。」という問いに対してみんなで知恵を絞っていく活動があります。

参加してくださる方々に、実際にその場で考えていただき、紙に書き出し、その内容をペアの方とシェアし、全体で発表してもらう形を取ります。そこで出てきたアイディアを板書しながら、一つ一つを問いかけつつ、参加者全員で出てきたアイディアを深めていく、という作業を繰り返します。

意見を言う、人の意見を聞く、問いかける、深く考える、また意見を出す、さらに聴く、を繰り返すことで、意見や考えを深く掘り下げていく作業を繰り返し、実際に「考えさせる・気付かせる」という教育活動はどういうものなのか、を参加者全員で体感するのが狙いです。

出てきたアイディアや考えを、すぐに由とせず、様々な角度から考え、様々な意見を聞き、さらに深めていく、という行為を繰り返すことにより、多様な価値観や思想に触れ、思考を深める活動を行い、ものを見たり触れたりするときの目を肥えさせる練習をしているのです。

今回の勉強会は、この活動と”Swimmy”の読み聞かせ活動がメインでした。毎回博多の勉強会は2時間半くらいの時間なので、中々色々なことができません。懇親会やアンケートなどで、「インテイク活動(トレーニング)の指導法を詳しく教えて欲しい。」というご要望を多数いただきました。また、「”Giving Tree”のスピーキング活動を教えて欲しい。(ライティング活動は今回の勉強会で紹介されたので)。」というご意見をいただきました。


自分たちで「一度発表でやったネタは二度とやらない」という誓いを立ててしまったので(笑)、どうしましょう、と悩みますが、西山君と相談して、ご所望が多い活動に関しては、リピートでもう一度ご紹介しても良いかな、と思っています。その中で上記のようなシェア活動とブレンドし、新しい視点や視座を参加者の方と模索すると、新しいモノができるかも知れないな、と思い立ちました。

リクエストの多かった大分での発表のパワポ資料はここに入れています。
https://www.dropbox.com/sh/vg9h1hf7n46rote/AAD1ZEvQTvGVSj5BNnAukuxla?dl=0

会の参加者は14名。次回の会につながる素晴らしい学びの会でした。長崎からわざわざ飛行機に乗って来て下さった先生も居られました。頭が下がります。ますます頑張らねば、と思わされました。
                                                            
次回の暁の会は、8/28(金)の17時より、福岡市教育センターにて、2時間半の予定で行います。
ここでは「家庭学習で音読を定着させる方法」についてお話をします。また、リクエストが多かったので、intake活動について、先生方に体験していただき、通常授業に応用できる形にまで落とし込む方法をご紹介します。お楽しみに。

尚、これは暁の会ではなく、福岡市教育委員会主催の勉強会なのですが、暁の会のメンバーも参加できるように、とこの会をもって8月の暁の会とすることに致しました。公立中学校の先生方が多数参加されます。高校現場の先生方は、公立中学校の先生方が普段現場でどんなことを感じておられるか、体感することができる又とない機会です。

会場はこちら↓

さて、今日は学校が終わってから荷物をまとめて京都に入ります。福島県から若い先生が来られるので、西山君と3人で発音勉強会を夜に行います。明日は暁の会ジョイント@京都です。会発足以来の大きな会となります。様々な畑から、様々な方がご参加下さいます。本当に感謝しています。学ぶ機会を皆で持ち、日本の子ども達の為に頑張ろうと思っている熱い先生方と勉強ができる環境に身を置ける幸せは何にも代え難いことです。
神様に感謝したいと思っています。


参加された先生の声を掲載します^^
無事に新幹線乗れました! 今日はありがとうございます。先生からいただいた「生徒の魂を揺さぶる授業」。私たち「言葉の教員」の目標とする授業ですね。私も目の前の生徒たちをいろんな意味で動かす授業したいです。 引き続きよろしくお願いします!

暁の会@博多(7/30)終了しました〜!!
うだるような暑さにも負けず、初参加の方々も多く迎えて会がスタート。遠くはなんと長崎から飛行機で駆けつけてくださいました!熱い!

最初は、若葉高校小森先生のタスクに基づいた指導法の発表。ペアを組んで互いが持つ絵の間違い探しを英語でするというもの。持っている情報にギャップがあるというのがミソだそう。「この絵の状況って英語で何ていうんだろう?」みんな頭をひねってました。

そして、小森先生の実践発表を受けての感想をシェアしながら、西南高校の田中十督先生の発表へとつながる。

まずは「面白くない教材をいかに面白くするか?」について。中-高や公立-私立、果ては教員-民間企業の枠組みを超えて様々な人が集まっているため、ユニークなアイディアがどんどん出てくる!登場人物の恋愛模様を読み取ったり、セブンとファミマを比較させたり...様々な視点に触れられる貴重なシェアでした。

最後に、絵本『スイミー』を使った実践発表。田中先生を囲んで、本当に読み聞かせスタイルで!生徒たちに徹底的に疑問を投げかけることで、本質的かつ多様な解釈に迫る。子どもたちの心を揺さぶる。絵本という教材のもつ可能性を実感しました。

会が終わってからは、懇親会。ここで非常に濃いお話を聞けました。ここに書くには狭すぎるので省略しますが、次回の暁の会@博多(8/28?)では、もっと踏み込んだ指導法が聞けるそう!行くしかないですね(o^^o)

情熱をもった志ある方々と一緒にお話できる、考えをシェアできるって本当に素敵です。

以下、心に響いたフレーズ
「どんな立派なメソッドでも、目の前の生徒がexciteしてなければ意味がない」

(生徒の言った)hot earthからglobal warmingへ、どうつなげるか」

「英語-日本語のチャンネルをしつこく繰り返すことで気づきがある」

input+intake+outputのバランスが良い=4技能が高まる」

「一生懸命にしてるってことに、年上も年下も関係ない」


もっとも大いなるもの

単語の綴りを一生懸命練習するけれど、何度も、何度も間違える子がいる。 でも、授業中、何度もうなづきながら説明を聞き、話に耳を傾け、大きな声で歌を歌う。フォニックスの発音を、口を縦横いっぱいに開けて発音する。 oshienと単語テストに書いてきた。oc...