2015年8月29日土曜日

9/19(土)暁の会@東京四谷、開催のお知らせ(重要)


来る9/19(土)に、東京の四谷にて、暁の会@東京を開催します。
会の内容は、英語の実践的トレーニングです。
自分のトレーニング史を踏まえながら、トレーニングをしていく際のつまづきをどのように克服するかを詳細に冊子にし、資料化しようと思っています。
この教材をやったらこうなって、その時に困ったことはこうで、これができるよになると次の段階でどうなって、というような細かい話を資料にまとめます。また、市販の教材を紹介しながら、自分のトレーニングに合う最適な教材の選び方、普段の生活の中でのトレーニングの継続の仕方、シャドーイングの盲点、PREP構造で「読む」「書く」「聴く」「話す」の4技能を一気にフルアップさせる方法など、多岐にわたって満遍なく、自分の知っていること、自分の分かっている事を全部資料にまとめて、お話ししようと思っています。
なお、この資料はこの会のみで配布します。dropboxに記録を残したりはしません。また、ビデオ撮影もこの会に関しては一切行なわない様にしようと考えています。
普段参加してくれている暁のメンバーにも申し訳ないのですが、この会でしかできないことに全力投球したいと決意しました。それは暁の会の今後の開催スケジュールと関係があります。
今年の10月に福島県で暁の会@福島をやり、その後、暁の会@京都ジョイントを持って、暁キャラバンは終了します。その後、暁の会は、博多と京都で毎月一回行い、ジョイントが2、3ヶ月に一度、京都で開催される、という流れにシフトする予定だからです。ですから、東京で暁の会をするのは、今回が最初で最後になります。以後は予定に含めていません。
この会が素晴らしい会となるように、自分で自分のハードルを上げて、これまでに自分がやってきたトレーニングの概要、どんなことに気を配って来たか、回数は?やり方は?などについて、徹底的に細かく盛り込んだ資料冊子を制作しようと思い立ちました。
興味のある方は是非ご参加ください。

参考までに、ICUで行なった僕の模擬授業の動画をアップしておきます。
動画を観られて興味を持たれたら、是非ご参加ください^^https://www.dropbox.com/s/3mcv0xubbx0edup/VID00830.AVI?dl=0
日時:9/19土 13:30~17:00
場所:四谷地域センター
http://ycc.tokyo/index.html
地下鉄 丸の内線「新宿御苑前」駅より徒歩5分
都バス 品97新宿駅西口~品川車庫
      「新宿一丁目」バス停より徒歩1分
内容:英語力アップトレーニングの全て
トレーニングの分厚い資料付き
参加費:無料
備考:英語学習に取り組もうと思っている方ならどなたでも。
   お申し込みは
dassenglish73@gmail.comまでメールにて。
   
多数の皆様のご来場、お待ちしております。
暁の会博多代表 田中 十督

暁の会@博多(福岡市教育センター)第四回 無事に終了^^


昨日は暁の会@博多(福岡市教育センター)でした。コーディネーターをしている杉山大吾先生から今年もご依頼を頂き、公立中学校の先生方や、暁の会博多のメンバーと、2学期スタートの授業について、勉強をしてきました。

教材は、公立中学校が採用している検定教科書のレッスン。不定詞を導入するレッスンを実際に印刷して行き、その指導をどのようにするか、指導案を作って、それをたたき台にして、先生方とディスカッションをしてきました。

また、7月に行なった大分でのプレゼン内容を絡め、授業の中で、英語の体得作業(intake活動)を毎回行なうことの重要性を先生方にお伝えしてきました。

時間が90分しかなかったのですが、杉山君に無理をお願いして、結局110分の会となりました。杉山君、本当にどうも有り難う御座いました。

サッカー部時代にお世話になり、交流を深めていた仲の良い旧知の仲間も集まってくれ、会はとても楽しいものなりました。

実際のところ、中学生に文法を教える時に気をつけなければ鳴らないことはなんなのだろうか、英語の教師が一等大切にしなければならない2本の柱とはなんだろうか、生徒にアウトプット活動をさせる時の注意点、教えることとさせてみることのバランス(インプットとインテイク活動のバランスについて)など、中学生を指導する際に大切にしなければならないことを、参加者の皆さんと丁寧に議論をしました。その為、かなりの時間を要してしまった、というわけです。

僕ら現場の教員は、演繹法的な理論を持って現場に立っている側面もありつつ、その実、帰納法的に、生徒達の様子や、場の空気、その時の学習集団のモチベーションを加味しながら、spontaneousな形で授業を創って行く側面があります。その側面について、一人の教師が「これはこうあるべきだ。」という意見を述べ、参加者全員が納得する、という形を取る事を、暁の会では忌避しています。

勉強会に於いて大切にしなければならないのは、diverse なcollective knowledgeを自由に出し合い、みなで良い経験値やアイディアを持ち寄って、新しい発想や、方法論に到達して行こうと努力を重ねることなのではないか、と僕は考えています。

その為、確かに膨大な時間は掛かるのですが、暁の会では、参加者の皆さんとの話し合いの時間をとても大切にしています。

ひいては、この会は、僕や西山哲郎がお山の大将となり、「お前ら、ついてこいよ。」と、70年代青春ドラマのような形を取る事を由としていないからだとも言えます。

そんな会だったら、やる意味はないのかな、と思っていますし、多様な価値観を持つ人たちが折角参加されてあるのに、そのアイディアを引き出せずに終るのは、愚の骨頂だと信じているからです。

参加者の方が能動的に会に参加し、活発な会になること、これが暁の会のモットーです。ただ座って、言われた通りにトレーニングをし、授業メソッドを習って、はい、おしまい、だったら、やる意味がありません。そんな会だったら、暁の会をわざわざする必要はない、と僕は思っています。

そういう意味に於いて、4回目となる8月の会も、実り多き盛会となりました。尊い時間を過ごすことが出来、大変感謝しています。

さて、来月9月の暁の会@博多、とシルバーウィークの暁の会@四谷(東京)、楽しみですね。

東京では、インテイク活動(体得作業)の細かい部分にまで迫り、生徒達に英語力を付けさせる道筋を丁寧に解説して行こうと思っています。

同時に、英語のチカラを伸ばす為に必要なトレーニング内容、トレーニングの注意点、陥り易いスランプへの対処法など、丁寧に時間を掛けて解説し、参加してくださる方に実際に体験して頂こうと思っています。東京の会、申し訳ないですが、濃い内容になると思います。少しでも興味ある方は、是非ご参加ください。9月19日(土)の13:00開催です。四谷の学習センターのような所です。詳細、場所は後日お伝えしますが、この日は是非空けておいてください。

京都のジョイントの時にも書かせて頂いたのですが、9月19日(土)の東京の会、しつこいようですが、悪いことは申しませんので、少しでも興味があれば、是非ご参加ください。大事なことなので、2回申し上げました。

いつもの暁の会で、時間の都合上などで割愛せざるを得ない活動に関して、目一杯やります。それから、普段web講座でやっているような指導に関しても、細かく目の前でご覧に入れます。発音指導やご自身の聞き取り、発音などに関して、改善を希望して居られる方は、是非ご参加ください。

参加資格などはありません。英語教育に興味のある方、英語学習を継続して行なって行きたい、と考えている方はどなたでも参加出来ます。

さて、話が迂回してしまいましたが、昨日の内容については、暁の会博多のメンバーである矢野先生が詳しくレポートして下っていますので、それを引用させていただきます。矢野先生、いつも有り難う御座います。

<8/29 暁の会@博多 を終えて>
昨日は公立校の先生方の集まりと合体する形で開催。いつもより時間は短めでしたが、自分は改めてファシリテーションという視点から十督先生の語りを観察できました。
十督先生の話は、静かに、穏やかに始まります。決して最初から場のテンションをマックスまで引っ張ろうとしない。初対面の方も多い会場の雰囲気は、そんなにワイワイガヤガヤではありません。僕だったら最初の5分で「やばい、反応うすっ...失敗したかな」と焦る空気、でも十督先生に焦りは見えない。

そしたら、少しずつユーモアが混じってくる。空気もジワって。そんで、気付いたら皆んな巻き込まれてる。完全にステージになってるんです。たぶん、場の空気をいつどのタイミングで動かすかっていうのを察知する力、嗅覚が肝なんだと思います。
自分自身を振り返ると、僕は最初からテンションMAX、そして教室の空気もテンションMAXについてこさせようと。そんで失敗します。途中から皆んな疲れてしまうんです。
最初から上げすぎない。少しずつ、少しずつ、自分の領域に引っ張っていく。そういう意味で、昨日の2時間は貴重な時間でした。
実は、この夏休み終盤の勉強合宿や補習授業の間に、なんか疲れてしまって。せっかく考えて教材を作っていってもそっぽ向かれたり、本意ではない学校での自分のキャラや立ち位置にうんざりしたり...そしたら必死に音読練習してるときにふと「俺、なんのためにこんなやってんだろう」って馬鹿みたいに思っちゃって。
でもそういうときに、察知したみたいに「どうしてる?」って連絡をくれる人がいて。そしたら昨日、3連敗中でもう諦めかけて臨んだ最後の2クラスの授業で皆んなが楽しんでくれて。自分は、この子たちのために頑張ろうと。幸せにしてくれるのも、やっぱり生徒の子たちなんですね。僕は僕のことを信じてくれる人たちを、絶対がっかりさせたくない。
「でもそんなの関係ねぇ、そんなの関係ねぇ!」って言い聞かせながら、再スタートします。
あと、教材見てもらったら十督先生に褒められました!やったぜ!
あと、僕は暁の会の秘書でもアシスタントでもないです。写真やビデオを撮るのは、この会のすごさをもっと多くの人たち、忙しくて来れなかった人たち、遠く博多に来れない人たちに届けたいから。その他のことも、一人の人間として、やりたいからやってるだけです。
最後に、昨日の会で一番痺れたフレーズを↓
上から目線で「何のためにやるのか?」を欠いたタスクなんて茶番

次回の暁の会で、多くの方々とお会い出来ます事を楽しみに致して居ります。尚、博多の会は9月25日(金)18:00より、西南学院大学研修センターを予定しております。



もっとも大いなるもの

単語の綴りを一生懸命練習するけれど、何度も、何度も間違える子がいる。 でも、授業中、何度もうなづきながら説明を聞き、話に耳を傾け、大きな声で歌を歌う。フォニックスの発音を、口を縦横いっぱいに開けて発音する。 oshienと単語テストに書いてきた。oc...