2016年3月14日月曜日

毎日の生活に英語TRを^^

画像は先日福岡大学で行われた教育サロンの懇親会にて、工学部の山口先生、中高教諭の僕、道徳教育を学ぶ宮澤くんという大学生。立場の違う人同士の交流がどんどん盛んに行われることはとても良いことですね^^
★英語トレーニング、はじめてみませんか?^^
英語のトレーニングを毎日続けていると、いろいろなやり方や、良い方法が見えてきます。
「こうすればいいんだ!」というコツや、仕組みが実感を伴って分かってくるんです。

英語を教えている指導者の方には是非、毎日英語のトレーニングを生活に取り入れてみることをお勧めしています。体を使って英語の勉強をしていると、見えてくることがあるんです。

僕は毎日やるトレーニングを以下のように分けて考えています。
・基軸トレーニング:毎日必ずやる、型やフォームを身につけるためのドリルトレーニングのこと。
・生素材:英語の記事、本、雑誌、メディアニュース、動画、映画、歌、など、ネイティブが生活上触れているもの

基軸トレーニングというのは、僕らが勝手にそう呼んでいるTRの型みたいなものです。毎日やるトレーニングのことです。ドリルみたいなものかな。

スポーツと同じで、負荷やレベルもその人に合ったものから始めて、徐々に目指していく方向性や領域によって、調節していくことで、英語力のしなやかな伸びを実感していくことができます。

僕はあんまり、"That's the best way to do it!"みたいな考え方に与しませんで、自分に合っているやり方を無理なく毎日続けていけることが一番いいと思っています。

自分が、「やりたい!」「こうしてみたい!」と思うやり方を継続していければ、それが一番いいんですもんね^^
★敬愛する松本茂先生の素晴らしい単語帳(もはや単語帳という枠では括れない名著ですが)
松本茂先生の速読速聴シリーズは10年前に自分がTRをやっていた時に、毎日取り組んでいた教材です。単なる単語帳じゃなくて、これはKHシステムのようは方法論を身体化するための基礎ドリルみたいな教材だと僕は捉えてTRに打ち込みました。
これをやったから、TOEICのスコアが何点上がるとか、英検で何級取れるとか、そんなことはもう、本当にどうでもよかった笑。毎日、とにかくこの教材を書き取り、音読して、シャドーイングすることが楽しくてたまらなかった。理由はわかりません。だけど、そんな毎日でした。

今、仲間が松本先生の教材に打ち込んでいる姿を見るのが、とても嬉しいし、過去の自分のTRを思い出しながら、聞かれたことには何でも答えるようにしています。

英語の先生をしている仲間が英語のTRを自分でするようになると、漫然と音読をさせたり、「なんとか読み」みたいな安直な活動に頼ることに疑問を持つようになると思います。「こんなことして、本当に生徒たちに力はつくんだろうか。」って。だって、自分ではそんなやり方でTRしないですからね。

また、生徒たちに生の英語教材(僕らは生素材と呼んでいますが)に触れさせることについても同様です。自分で実際に読んでみたり、音声や動画に触れていると、授業で生徒たちにやらせた方がいいことが実感を伴って見えてくるんです。

そうすると、あんまり高いお金を払ってセミナーに行ったり、法則とかメソッドに頼らなくても、生徒たちに力のつく方法が何なのかが、おのずと見えてくるんですね。英語勉強法の本なんかも、初期段階では読んでもためになると思いますが、継続してTRしたり、生素材に触れる回数が増えてくると、生徒たちにやらせた方がいい活動が見えてくるんです。

★自分でやってみると見えてくるものが違ってくる^^
研修やセミナーに出ることも一つの入り口だと思います。

でも、英語の先生や、英語を大人になってやりたい、と思っている人は、ぜひ自分で基軸トレーニングを毎日少しずつでもいいからやり、さらに出来るだけ生の素材に触れるチャンスを自分で作っていくことをお勧めします。

自分でやったことや経験したことは、人から聞いた話や、本で読んだことよりも、身体化されやすく、記憶にも残りやすいんです。

良い指導が世の中に山ほどあります。グーグルで検索すれば、いくらでも英語のトレーニングの方法は出てきますし、英語で検索をかければ、生の素材はいくらでも広がっています。

大切なのは、毎日必ず続けること。そして、すぐ成果が出ないからといって、途中で投げ出さないことだと思います。

僕は健康のためにジムに通っていますが、ジムに行きたくない時があります。そんな時に、親友が僕にいつも励ましてくれる言葉があります。
「負荷を落としてもいいからジムに行きなよ。ジムは行くことに意義があるんだから。」

英語でも全く同じことが言えると僕は思っています。
「少しでもいいから毎日英語をやりなよ。語学は続けることに意義があるんだから。」

忙しいし、なかなか時間も取れないと思います。でも、毎日やることによって、見えてくる世界は変わりますし、感じることも違ってきます。

そういう経験を通して、これまでに学んできたことを振り返ったりすると、今まで自分が正しいと思っていた方法に疑問を感じたり、もっと良い方法はないだろうか、と自分で新しい方法を見つけ出す工夫をするようになります。

動くこと、とても大事ですね。

勉強会を主催して1年が過ぎました。会に参加している人たちも様々な立場の方々です。お一人お一人が英語のトレーニングに真剣に向き合いながら、感じたこと、うまくいかないこと、上達したことなどを話して聞かせてくださいます。それが何より嬉しいことですね^^
(「暁の会」という英語勉強会はこちらで発信をしています。機会があればご覧ください^^)

https://www.facebook.com/Akatsuki.English4/

たくさんの方々に、英語のトレーニングをする喜びや、英語の楽しさを味わって欲しい、語学って楽しい、英語で遊んでいると、とても楽しい、ともっともっと感じて欲しいと日々願って、勉強会の活動を継続していくつもりです。

今月末の勉強会では、深い英語の世界を皆さんで体験し、さらに勉強を深めて、英語の上達を皆さんで目指していきたいと思っています。今、毎日、月末の勉強会の案を練っているところです。参加される皆さん、お楽しみに^^


ではまた^^

勉強会のお申し込みはこちらから登録できます。関東近郊の方で、興味のある方は是非お出かけください。英語力などは問いません^^
https://akatsukienglish4.doorkeeper.jp/events/upcoming

もっとも大いなるもの

単語の綴りを一生懸命練習するけれど、何度も、何度も間違える子がいる。 でも、授業中、何度もうなづきながら説明を聞き、話に耳を傾け、大きな声で歌を歌う。フォニックスの発音を、口を縦横いっぱいに開けて発音する。 oshienと単語テストに書いてきた。oc...