2015年11月10日火曜日

ウェブ講座の充実

毎週水曜日の「暁の会on the web講座」を開催して今週で20回目になりますが、先々週から、月曜日にもう一つ講座を持つ事になり、21:30~23:30(遅い時は0:00を過ぎます)までの2時間、日本語による英語指導を行なっています。

日常的に毎日欠かさず英語のトレーニングを行なっている参加者の方から、もう少し細かい部分まで突っ込んだ指導をして欲しい、というニーズがあり、それならば、と言うことで、英語トレーニングをかなりやり込んでいて、ある程度力がついて来ている方向けの上級者講座をしよう、ということで、月曜日にsecret 講座を設ける事にしました。

毎週水曜日の「暁の会on the web講座:水曜定例」は、SkypeのIDさえあれば、どなたでも参加出来る仕組みにしています。毎週8名〜12名くらいの方が参加をし、2時間フルで、全て英語でコミュニケーションを行ない、英語で時事英語の記事を読み、その後、その内容について英語でディスカッションする、という内容です。参加資格などはなく、下は高校生から、英語の先生、ビジネスパーソンの方、など、参加されてある方々は様々です。

シークレットの勉強会は、一度暁の会の勉強会に来て頂いた方で、水曜日のディスカッション時のご自身の英語スキルをさらに高めたい、というご要望があった方向けの講座です。こちらの方は、トレーニングの仕方、ロジックの立て方、発音の細かい矯正、英語の音読や語彙などのトレーニングの細かいウンチクなどを、自由に満遍なく指導させて頂く講座にしています。

この会も3回目となり、昨晩、2時間半の時間延長で終了致しました。中々濃い中身で、充実した勉強会となったと思います。

参加者の方のご感想が仔細で、とても優れていましたので、ここに掲載させて頂きたいと思います。

暁の会をスタートさせて8ヶ月。随分と濃い勉強会へと変貌を遂げました。英語をもっと勉強したい、英語をもっと上手になりたい、英語の授業を英語でやりたい、英語のコミュニケーションをしっかりとしたものにしたい、というご希望の方は、是非毎週水曜日のSkypeによるウェブ講座へご参加ください。

*30代ビジネスパーソンの方(東京在住)
【暁の会】
今日は前半がKHのレビューから始まった英語のロジックのお話、後半がイントネーション中心の発音指導。
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まず前半。十督先生は8年前にKHを受講してマスターされているので、僕がまさに受講してきた内容の具体的なトレーニング方法を教わった。そしてそこから更に、アメリカの政治家が用いる説得のロジックにまで話が及んだ。
少しでも分かりやすくするために、箇条書きで列挙してみる。
(執筆後注:ほとんど僕の備忘録。笑)
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<PREPのトレーニング方法>
・まず日本語で人の話を聞き、論理の展開具合をつかむ。

・その話を頭の中で「あの人はこう言ったけど、自分ならこう言う」と自分なりに論理を構築する。これを折にふれて行う。それこそ何百回、何千回と。

・上記を英語で行う。素材は北米ニュース等の生のものを使い、同じように「自分ならこう言う」を頭の中で論理を構築する。
※日本語でも英語でも、何も無いところから自分で話を組み立てて練習しようとする人が多いが、実際に行われている会話をベースにして直していく形を採ったほうが、自分のものになりやすい。発話の際の感覚になじみ易いということか。注意。
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<米政治家のスピーチのロジック>
・スピーチ(人を説得する)に用いられる言語には2種類ある。

・1つ目:文学的言語(emotionalかつpoetic)…メインポイント用、「みんながんばろう!」「世界を変えよう!」的な。
・2つ目:政治的言語(reason、exampleなど)…ロジック構成用、これは昨日KHでやったことそのもの。

この2つを上手に混ぜて大衆の心に訴えかけている。
※自分たちのスピーキングに応用する場合、内容を伝えきるだけの英語力(政治的言語)はもちろん必要だが、自分の意見(文学的言語)を必ず明確に示すこと。どちらかが欠けていると話が薄くなり、相手の心に届かない。
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上記2つの内容、これからおそらく何回も何回も見ることになると思う。保存版。
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後半。これも箇条書きで書いてみる。
・僕の英語はイントネーションの上がり下がりに乏しい。特にテイクオフ(文の始めから上がっていくところ)がダメ。→声のトーンが1段階上がるところまで上げてみたらうまくいった。
・1文の中の構成要素は「テイクオフ→オンザトップ→ソフトランディング」。あとは間のとり方。スピーチの名手であるクリントン夫妻のものが参考になる。
・日本人の英語は早口になりがち。→遅いものから上げ下げと間を練習する。ここでしっかり、細かい音と上げ下げをごまかさずに、しかし力は入れずに読むように意識する。→速くなっても同じようにできるようにトレーニングすること。
・発音記号は必須。1語1語をきっちり確認し、完コピまで落とし込む。力を入れない時(弱形)の時にどう読むかも耳と口に覚えこませる。
・練習方法:スクリプトを見ながら音声を聴き、どこが上がって下がるのかを確認。それを自分の感覚にリンクするまでシャドーイング等で繰り返し練習する。
・素材はやはりこれも生のもの。CNNのサイトにあるAnderson Cooperの"Face the Nation"(週1放送)は毎回スクリプトもUPされるので続けやすい。
・子音を弾きすぎ、逆に母音があいまい。KHで言われている「マシンガンみたいな英語」そのもの。これは今日の参加者3人に共通していたこと。
・全体的に、基軸トレーニングのやり込みが甘い。マネのレベルは中途半端ではダメで、音声と同じになるまで徹底してやる。カギは上記の上げ下げのコツがつかめるかどうか、初見で同じ読み方ができるかどうか。これができると発話が劇的に変わる。
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<感想>
普段のシャドーイングやスピーキングで感じていた違和感。お経みたいで英語っぽく聞こえない、聴きづらい。やはり分かる人には一発でバレる。音声面はスクリプトを使ったイントネーションの改善にしばらく注力しよう。母音の改善はどうしようか。
それからロジックのトレーニング。これは本当に貴重なヒントを聞けた。KHの復習をやりながら、まずは日常にある生の日本語を聞いて訓練してみよう。
週初めからものすごく濃い内容。ここのところ睡眠時間がどんどん短くなっているのだが、それが気にならないくらい貴重なことを数多く学べている。あとは実践するのみだが、当然そこが一番難しい。そこも自分なりに拘って、なんとか習慣や自動化につなげていきたい。
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水曜はいつも通りall in Englishのセッション。最初は綺麗にやり切れなくてもいいから、学んだことを自分のスピーキングにどんどん反映させて使っていこうと思う。
やばい、楽しくなってきた。笑


*30代英語教員の方
週末は東京飯田橋で開催されたKHセミナーの中級スピーキングコースに参加しました。KHセミナーの教本には数年前に出会っていましたが、本格的にセミナーに参加し始めたのは今年のゴールデンウィークから。そのときはあまりのインパクトと内容の濃さに、「数年前に参加しておけば良かった!」という思いが頭を過りましたが、ここ数カ月、劇的な変化の真っ只中に身を置く僕にとっては、ベストなタイミングだったと思っています。
それから半年、本年度下半期最大のイベントと位置付けていた「中級スピーキング」の充実度は想像をはるかに超えていました。ロジックパターンドリルに始まり、「反論」討議のペアワーク、特に国井先生に胸をお借りした最後のセッションは脳に酸素が行き渡らなくなるほど、頭を使い、ロジックを考え、相手の意見を尊重しながら持論を展開するというレベルの高いスピーキングテクニックに触れることができ、感無量。本物のスピーキング指導に出会えました!
ただし、今回も頂いた複数の教材の質と量は半端なく、セミナーが終わり、今日からどれだけ反復練習を続けて行けるかどうかに、今回のセミナー参加の成否がかかっていると思います。ひとつひとつのテキストやCDを消化し、次回の講座に臨みたいと思います。
良かったことは講座内容だけではなく、素晴らしい参加者の方々と出会えたこと。マサさんのようなビジネスマンの方々から精神科医をされている方まで幅広く、皆さん英語力が高いことはもちろん、セミナーのはじめからおわりまで、終始supportiveで人間力の高さにも感動しました。次は年明けのフェローシップ講座に参加し、さらなる高みを目指したいと思います。今回学んだことは自分の生徒たちそして暁の会の同士に還元します。
そんなKHの興奮冷めやらぬ月曜日の今日、夜9時半からシークレットウェブ講座が開催されました。まず、中級スピーキング講座で学んだことを十督先生に報告。そこから、日常生活の中でどのようにロジックを自分の体や頭に染み込ませていくかの具体的方策が十督先生から提示され、週末の学びが一気に昇華していくというロケットスタートぶり。政治的言語と文学的言語そしてロジックを駆使する北米の政治家の話し方にもたくさん学ぶヒントがあることを再確認。その後はある新聞記事を読み合わせしながらの発音チェック。毎回同じことを言われて多少自己嫌悪に陥りそうですが、英語を喋る際に恰好つけているのか、イントネーションを無視したスピードだけに拘った独りよがりな読み方を繰り返す悪癖を指摘していただきました。Take offとSoft landingの意識が足りず、KHオレンジ本のおばあちゃんやオバマ大統領を完コピーすることが個人的な課題として出されました。他にはダブル母音、間の取り方、リラックスすることなど、なかなか修正できていない点を今回も細かく練習。うまく出来ない自分に正直イライラしますが、克服すれば必ず上達するので、音へのこだわりの甘さを捨て、自主練に励みます。KHセミナーに参加した翌日にSkypeを通じて共に学ぶ会うことができ、週初めから充実しています。有難いことです。次は明後日のウェブ講座、さらに日曜日は多読学会のセミナー。この2週間はホントに濃いです。
*30代英語教員の方
Secret web講座終了しました。
21:30から始まり0:00まで、みっちり勉強です。
※すみません!⇧まで書いて寝落ちしました。。。
第1部は英語ロジックをどうやって構築するかについて。
また、アメリカの政治家のロジカルな話というのは、「政治的言語」(数字やevidence, examples)と、「文学的言語」(心を動かすような表現)をいかに組合せるかが大切ということでした。
第2部は、ある記事を使っての音読トレーニング。
英語を話す際のポイントは
この2つをものにするために、より一層「音」にこだわって基軸トレーニングを続けていきたいと思います。
明日は定例web講座。昨日よりすこしでも改善して、頑張ろう。

もっとも大いなるもの

単語の綴りを一生懸命練習するけれど、何度も、何度も間違える子がいる。 でも、授業中、何度もうなづきながら説明を聞き、話に耳を傾け、大きな声で歌を歌う。フォニックスの発音を、口を縦横いっぱいに開けて発音する。 oshienと単語テストに書いてきた。oc...