2017年3月12日日曜日

"Good listeners are those who take thoughtful listens to each one they're with."


先週からセミナー続きで、週末は家にいない日々でした。

⭐️3/4土アクティブラーニング研修会、70名参加満員御礼にて大成功。












先週土曜日は70名の参加者が集い、敬愛する溝畑保之先生の4時間半ものロングワークショップ、素晴らしい会でした。
参加してくださった先生方、本当に有り難うございました。
第二弾も企画したいと思っています。

溝畑先生、長時間に渡るセミナー、本当に有り難うございました。感謝してもしきれません。九州を始め、全国の仲間たちと共に、先生から学んだことを実践に活かし、新しく前に進んで行きたいと思っています。

⭐️その夜、飛行機に乗り、東京へ。

日曜日は午前中、別件の仕事で本郷へ。その後、仲良くさせていただいている方から東大を案内していただくことに。素晴らしいキャンパスに吸い込まれて、散策、午後は楽しく仲間とランチ、そしてCLIL型授業のワークショップを30名の関東地区の先生方と。

CLIL型授業実践、去年暮れのネタはJoe O'dannel、今年2月末から今日の新潟まではSteve Jobs、次回は4月1日(土)の東京が新年度1発目です。別のネタを1から作って行きます。

⭐️良き傾聴者たち

そして今週末は、人生初の信越地方訪問!新潟県長岡市に行って来ました。

去年から親しくさせていただいている荒木美恵子ちゃんに呼応する形で、新潟に行かせていただける機会を頂けたこと、本当に感謝の気持ちで一杯です。

美恵子ちゃんを始め、高橋先生、前田先生、小林先生、スマイルプロジェクトの先生方、大変お世話になりました。感謝の気持ちでいっぱいです。有り難うございました。

最初のセッションは高橋先生の"You had a bad day" by Daniel Powterの曲を使った授業でした。



https://www.youtube.com/watch?v=gH476CxJxfg

この曲の持つDramaturgieをきちんと細かく生徒にわかりやすいように砕いてタスクを設計し、スピーキングとブレストを繰り返しながら、曲の魅力について、lyricsの内容について理解を深め、曲に寄り添うようにemotionを揺さぶりながら最後に参加者全員でこの曲を大きな声で歌う、という授業は、歌を用いた英語の授業で、4技能タスクを十分に使いながら行う素晴らしい時間でした。

僕のワークショップはJobsのCLIL型授業の集大成、もうこれでJobsを使ったネタは終了です。新潟で一番いい形で終わることができたのは、何よりも参加者の先生方の傾聴のご姿勢が素晴らしかったからだと思います。

授業をしていて感じる先生方の聴く姿勢は、これまでに僕が経験したことがない温かさ、深い他者理解のための傾聴姿勢、そして何よりも、わからないことをきちんと理解しようとする学びの姿勢そのものでした。素晴らしいaudienceでした。

今回は交流のスタートですが、東北地方の先生方と同じく、今後、信越地方の先生方とも活発に交流が始まるかと思うと、胸が高鳴ります。取り分け、先生方のそのご姿勢が、授業者をも育ててくださるという、まさに「学び合い」の空気感が、何度もこの場所を訪れたい、という気持ちに駆り立てるのです。

ランチを経て、幾島先生のスリランカ訪問のプレゼンテーションでした。新任の先生なのに、先生のプレゼンテーションはとても感動的で、ご自身のご経験を通して生徒(我々です)に語りかけてくる言葉の柔らかさ、先生の温かい視線、深い他者への慈愛を底流に敷いた問いかけに、タスクの中身は自ずと深い問いかけとなり、1時間があっという間に過ぎて行き、受講後、全体の心が倍音が共鳴するように震えていたのを肌で感じ、鳥肌が立ちました。

ファイナリストは京都から西山哲郎君。CLIL型授業で、アクティブラーニングのタスクをふんだんに取り入れ、4技能を縦横無尽に行き来しながら参加者のパフォーマンスを上げていく素晴らしい2時間でした。彼のこれまでのどの発表よりも洗練され、オリジナルで、誰も真似できない素敵な授業でした。

今回は、読解、文法の両面で、いかにタスクを自然に取り入れ、生徒に提示していくか、という示唆に富んだプレゼンが為され、明日からすぐにでも使えるメソッドとアクティビティが満載でした。

さらに、今回は、彼の視点の面白さ、高次元スキルベースのタスクを作成する際に陥りがちな自家中毒を難なくすり抜けていく巧妙かつ狡猾な鋭い彼の視点を通した教材研究法の提示をやってのけ、友達ながら、憎たらしいほど涼しくこれをやってのける彼の優れた授業者としての視点に、深い驚嘆を覚えました。

今回の新潟の現場は、授業者である自分にとっても、参加者の皆様にとっても、互いに深く学び合い、視点を掘り下げていくことができた、という点で、収穫がとても高い1日となりました。また明日からの授業が楽しみで仕方がありません。

新潟の先生方が持つ傾聴の姿勢、その奥に底流する深い慈愛と他者理解の愛、まさにlove supremeを、体全体で感じ、これからの教育活動に深みと広がりを与えてくださった先生方お一人お一人に本当に感謝しても仕切れません。

有り難うございました。また会いましょう。本当に有り難うございました。

深い慈愛に包まれた日曜日の夜更けです。

もっとも大いなるもの

単語の綴りを一生懸命練習するけれど、何度も、何度も間違える子がいる。 でも、授業中、何度もうなづきながら説明を聞き、話に耳を傾け、大きな声で歌を歌う。フォニックスの発音を、口を縦横いっぱいに開けて発音する。 oshienと単語テストに書いてきた。oc...