2017年2月7日火曜日

「ワトソン、99回失敗しても100回目にうまくいけば、それは失敗ではなく、成功への過程だったということです。」

長文なので、お暇でしたらお読みいただければ幸いです。いつもすみません。
*CLIL授業2日目。
*描写から主張へ その後、2回目のdescription活動(描写)。これはreproduction
*文法をアウトプット活動に



focus on form(文法・語彙)を中心に据えた言語活動2日目。
ここからfocus on meaningに徐々にずらしていって、最終的にディスカッションの際に英語で分析を行ったり、ディスカッションを行ったりするための地均しです。

1コマ50分の授業の中で、通過しなければ到達できないゴールがあるので、1つ1つの時間を充実させつつ、ダラダラができないのが難しく、ここで切る、という時間管理ができないと、活動ごとに間延びしてしまうので、さじ加減の技術を常に要求されます。

まずは単語テスト。キクタンリーディングのweek8です。これは学年で決まっていることです。

授業の枕では、最近の生徒の学習状況を鑑みて、Oxford Essential Dictionaryの活用が停滞気味なので、その活動と講座を一つ。

その後、Steve Jobs のCommencement Speechの 1st storyを使って同時通訳トレーニング。音のみのシャドーイングまでまだまだ時間がかかりそうですが、たっぷり時間をとって、音の取り方、この段階でのシャドーイングのポイントである「聴く→出す」の実演、その後、シャドーイング、というフォームづくりの練習。

(読んだ文章を自分の言葉で再生)みたいなものですが、何のことはない、暗唱せよ、という活動に自由度を持たせているようなものです。

これをやっておかないと、自分の意見を言う時に、誰がどうした、何がどうなった、と言う文章を英語で言えなくなります。

これは、帯活動をコウモリに例えるとすると、それが化けてドラキュラになったような感じの活動でして、元はただのコウモリなんですが、ドラキュラに化けると魔力がある、と言う、不思議な活動です。意味わかんないですよね。失礼しました。

物は言いようで、とは下関の達人セミナーで、鹿児島の有島の兄貴から学んだ知恵ですが、いや、まさしくその通りでして。

どんどんペアを替えながら、同通トレで読んだ英文の中身を再生していって、とにかく文章を1つでも多く作らせます。

文法事項は、少しずつ負荷をかけていき、最終的には過去完了形の文章と過去形の文章を言えるようにして、その後、Critical Thinkingの活動へと昇華していきます。
僕は去年、このfocus on formのやり方が全くわからなくて、どうやって中身と結びつけていったらいいか、随分と悩みました。単純にドリルをすればいいのか、どう言う工夫をすれば、溝畑先生のジグソーの時のような現場になるのか、毎日悩んでいました。

俯瞰して考えればわかるだろう、と頭の良い方から冷笑されそうですが、俯瞰思考だけではわからない要素がかなりたくさんあって、例えば生徒の英語力の差や、インプット量がバラバラの集団にどのような活動を混ぜれば、自由に意見が言える英語になるのか、その辺がやってみないとわからないのです。難しい。生徒を見ているつもりでも、全然見えていませんでした。

今日の授業までで、中身に関するdescriptionは第一段階を終えました。明日以降、descriptionnのレベルを次の段階に持っていき、最終的に、来週の頭から、critical thinking の活動へと持っていきます。

12月に生徒には英語でディスカッションを体験してもらいましたが、その時よりも自分の表現の幅と内容理解のレベルがもっとアップしていることを実感してもらえるよう、鋭意授業準備を余念無く行う予定です。

これがうまくいって、試験の評価まできちんとできたら、自分にご褒美で、しばらく行方を眩まします。探さないでください。かしこ。

もっとも大いなるもの

単語の綴りを一生懸命練習するけれど、何度も、何度も間違える子がいる。 でも、授業中、何度もうなづきながら説明を聞き、話に耳を傾け、大きな声で歌を歌う。フォニックスの発音を、口を縦横いっぱいに開けて発音する。 oshienと単語テストに書いてきた。oc...