2017年9月22日金曜日

追憶の脱線グリッシュrevisited


 そして、またブログを再開するのです。より自由でいる為に。

Facebookもある程度にして、告知とか、写真で近況とかはいいと思う。生きてるよー!的な。でも、毎日毎日更新してた自分を振り返ると、やっぱり滑稽だし、馬鹿げた生活スタイルだよね、と思い直して、思い切って、一日に1回くらいちらっと見て閉じるスタイルに変えてみようと思ってそれを継続してやってます。

あ、ブログあるじゃん、ってそこで思い直して。それでブログ書くことにして。

ブログを久しぶりに再開してみようと思ったのは、SNS依存を治すために、とりあえずインタラクションを避けてみようと思ったからで、SNSをこれ以上続けていても、自分にとって時間の浪費ばかりでいかん、と思い立ったから。

また、文章を自由に書きたい、もっと自由に表現したい、と思ったから。

なぜ色々なことに気を遣って文章を書いたり、いろんな方々とやり取りをしなければ行けないんだろう、と思い立ったのは、SNSは他者との関わりが主たる目的なので(ソーシャルにネットワークを構築するわけですからね)、他者を慮ることが前提で、自分の自由な発想や意見を表現することは許されない。やってもいいけど、それだと怒ったり傷ついたりする人が出てきたり、ってことになっちゃう。だから、500名くらいと繋がると、どうしても当たり障りのないコミュニケーションになってしまう。

それでは自分が自由に意見を言ったり、思ったことを書いたりできないじゃん、って思うのと同時に、そんなやり取りだったら、飲み会とかご飯とか行った時に、ああ、そうですね、あれ面白かったですよ、って言えば、それで十分じゃんね、と思い直して。

ブロゴスフィアの良いところは、ユニラテラルな表現がある一定程度許される所にあり、また、誰が読んでて、どう言う反応をしてくるか、なんて一切気にしなくても良いので(本人が平常心を保っていられるのなら、だけど)「取り扱い不注意」で良い。そこが魅力。読み手もコラムを選ぶ権利があるわけだから、好きな文章だったら購読すれば良いし、気に入らなければ読まなければ良いだけの話だしね。

「いいね」ボタンをデザインしたザッカーバーグはここが強かで、誰でも簡単に評論家気分になったり、一丁前に意見を述べたりしてそれなりにスノッブに振舞っていても誰からも叩かれないし、自分のプライドも満たされるし、その意見にいいねがつけばママに褒められたような気持ちになって承認欲求もそれなりに満たされるから、誰でもやりたくなる。特にリアルな生活で鬱屈気味になっていたりすると、余計ネット依存が強まったりする。僕がそうだったから、これは本当にそうだと思う。

また、表向き、面と向かって人に言えないような過激できな臭い意見でも、ネットは文章化することにより、それなりの正当性を持ちうるからこれまた厄介。うーむ、そんなこと言ったり書いたりしちゃって大丈夫なの、と思うことを、一般的にそれなりの地位や名誉にあったりするような人が臆面もなくどんどん書いたり言ったりするような世の中になってしまった。

それはfreedomではないのだけれど、自由ではあるわけです。それが曲者ね。

競争で勝つ為には常に一番になり続けることが大事なんだけれど、競争に勝つ為の一番の早道は、ルールを作る側に回り続けることなので、こう言うめんど臭さとか、厄介さに打ち勝つ方法は一つ、関わらないことか、自分が胴元に治ることしかない。そうでないと、ルールを作った人に隷属し続けなければいけなくなる。

あー、だから、SNSはROM(読むだけ)が一番健康的だよねー、と僕は思うし、意見を言いたい時は、いいねもコメントもできないブログが一番だな、と思う。めんどくさいことを言ってくる人にいちいち苛立たないし、反応もしなくていいし。どうしても反論なり、感激なりをした人は、メールを送ってきてくださる。それでいいんだと思う。12年前もそうやってたし、また昔に戻ればいいんだな、と思う。僕はそうやって西山哲郎と親友にまでなれたし。何一つ不自由は感じない。

もっと気楽に、気軽にSNSも使えたらそれでいいんだと思う。それこそインスタみたいに、写真だけ載せといて、今こんなですー、って感じで、お互いにコメントもしない、いいねも押さない、それでいいんだと思う。いいね、と思ったら、今度それ、自分とやらないか、って連絡して、リアルでやればいいと思う。

自分が輝いている様子を人に見せることと、他人が輝いている様子を見ることは、同じ行為なんじゃないか、と僕は思っていて、自分はこんなにいけてる人生歩んでますよ、と人に喧伝してくことで、充実してる自分、と言う像を満たしてるだけだし、また、人のリア充にいいねをしたところで、いいなー、羨ましいなー、って羨望するだけで、それは妬みに変わりますもんね、いつか。だから、やっぱりスッキリ、さっぱりがいいような気がするなぁ、と思います。

あー、IECCの大会に出て、東京で過ごして、嵯峨さんと原田くんと飲んで、長いこと関東で過ごしてることが多いですね。大阪も好きなので大阪に帰りたい。明日はゴリラが泊まりにきます。鱧鍋作る予定。
和泉先生の授業受けてから、自分で指導案を毎回作ることにして、授業デザインの醍醐味を楽しむ日々。生徒に読ませる&聞かせる生素材の選定も楽しい。
★近況報告的なアレ★

授業:ジグソーで読解&3ステップリーディング。その後、動画見て内容把握しつつ、自分のアイディア作り、グループディスカッション、発表、一番良いアイディアを選ぶ、それをグループでプレゼンづくり、全体発表みたいな流れで授業してます。クリティカルシンキングまで含めたタスクを模索しつつ、行きつ戻りつ、で。GTECと模試の成績は伸びてたので、宿題出さない、小テストを頻繁にしない、一斉型指導をしない、で相当生徒が変わりました。生徒すごいよなぁ、と思う。こんな風になるんだな、と驚嘆。胸キュン。あるクラスではプレゼンの前に、追い込み、揺さぶりの入れ方がわかってきたので、生徒を揺さぶりながら、より良いプレゼンになるように促していって一定の成功。月曜日の発表が楽しみ。

英語TR:松本道弘先生主催のICEE大会に参加してきた。午前中突破して、午後の六角ディベートで負けちゃいました。その後、松本先生に声をかけていただき、英語を鍛えていただくことになりそう。CNNのアンダーソンクーパーの番組をとにかく毎日欠かさず聴いてるのと、生徒の教科書CROWN2のレッスンを同時通訳してるくらい。英語戻しの教材を探してます。幼ちい日本語からやらないとね。あ、そうか、日本昔ばなしやってみようかな。

本:フォトリーディングでサクサク本をリーディング。読む速度、10年前に比べるとすごく早くて、2、3日に1冊くらいのペースで読む日々。上智大学出版のCLIL三部作とアルクから出てるCLIL本はすごい良かった。英語授業改善を考えてる方、おすすめ。新書は「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか」っていう山口周さんの本が秀逸。良書。図解モチベーション大百科はトイレの暇つぶしと行動再確認のために。Q思考はまだ読み終わってないけど、酔っ払いそうな翻訳と共に。でも中身はとても良いね。松香洋子先生の本をいただいたのでそれも。松香フォニックスの創始者の方。素晴らしい良書。良い本をいただいた。古典は日本永代蔵をぺらぺらと。つか、高橋一也さんとか、石川一郎先生の本とか、読んでないとダメだからね。そんなもん、雑誌のインタビューくらいでしか知らないなんて、ダメよ。

まとめたら色々書いてしまいましたが、12年前にやってた脱線はこんな感じだったので、これからできる限りこっちに書くことにする。
銀座の歩行者天国にて。高級寿司を食べ放題した後に、陽の当たる大通りを散歩してた。楽しく最高の休日。

七月からこっち、心が小気味いい。すごく愉快な人生。

もっとも大いなるもの

単語の綴りを一生懸命練習するけれど、何度も、何度も間違える子がいる。 でも、授業中、何度もうなづきながら説明を聞き、話に耳を傾け、大きな声で歌を歌う。フォニックスの発音を、口を縦横いっぱいに開けて発音する。 oshienと単語テストに書いてきた。oc...