2015年10月8日木曜日

Skypeでの勉強会も15回目になりました。

暁の会のWeb講座、昨晩で15回目を終えました。


自分でこんなことを思うのもどうかと思うんですが、本当に15回も続けて来れたな、と改めて思わされました。参加者の皆さんの熱心で真摯な姿勢に胸を打たれます。

ウェブで勉強会をしようと思ったきっかけは、毎週、必ずここで勉強会があってる、という事実を作りたかった事と、発音矯正などを通して(今は発音矯正はウェブ講座ではやっていませんが)英語に触れる時間を多くの人に持って頂きたかった、ということです。

毎週、親友のてつろうくんと、なんか英語で話したりしようよねぇ、というくらいの気持ちで始めて、初めはかなり前のめりで鼻息フンフンと荒かったのですが、今は落ち着いて、参加者の方に出来るだけリラックスして英語を楽しんで頂ける様に、と配慮ができる余裕も生まれました。

元々は、今年の3月と5月に、西山君が家に遊びに来て、その時に一緒に英語の勉強をしたり、哲学や文学の話をかなり掘り下げてしたりしたことが、この会を始めるキッカケになっている気がしています。

これを毎週やれたら、力がかなりつくよね、という話をして、やっぱり勉強会は思いつきでやってもダメで、ある程度定期性が要るよね、という話で一致し、ならばウェブ講座をやれないか、と見切り発車的にSkypeでの勉強会を始めたのが、この会の始まりです。

毎週、時事英語の記事を探して、難解な単語を英英辞典で引いて、敢えて日本語訳の載っている辞書は引かずに意味を考え、講座全体の構成を考えて、参加者の方の英語力をそれぞれに配慮して、どうすれば個々人の英語力向上につながるか、という事を考えながらウェブ講座を運営しています。

参加者の方で、時事英語について分からない方もいらっしゃるかも知れないので、記事はひとしきり精読します。解説をする時もありますけれど、難しい箇所をかいつまんで、各段落ごとに大まかにどういうことが書いてあるかを、さらっと言うくらい。解説よりもトレーニングの時間と、皆さんの英語での発表の時間をたっぷり取りたいので、極力、解説は避けます。

どうしても解説をしなければ行けない時にだけ解説をし、全体の皆さんに英語や日本語で意見を言って頂いて、その上で、改善するとさらに良くなる点、こういう風にすると良いね、という点を皆さんにお伝えして、最後のライティングセッションに移ります。

ライティングセッションは、その場でお題を考えます。前もって考えると、その時にみんなで議論した事を踏まえる事が出来なくなるので、全体の意見をじっくりと聞きながら、その上で、今日書くのに相応しいお題をその場で考えて、皆さんに提示し、5分間で意見を英語でまとめて頂いて、全体に発表する時間を持ちます。

以前のウェブ講座では、垂れ流し的に量を書けば良い、という事にしていましたので、どんどん書いて、それをただ発表して終わり、という流れにしていましたが、今回の講座から、文章は長くなる必要はありませんので、PREPを意識して書いてください、という条件を提示させて頂きました。

それは、日本語で意見を言って頂いた時に、意見にまとまりがなく、取り留めなく長い意見に終始する意見が多く散見されたからです。

PREPは英語のみならず、日本語で意見を述べる時にも大切な話型ロジックです。PREPとは、Point(自分が言いたい事)、Reason(その理由を説明)、Examples(その主張を裏付ける具体例2、3)、そして、最後にPoint (初めのポイントを言い換えた表現で締める)、の略です。頭文字をとってPREPと言います。

英語では、このロジックを経なければ、話を相手に理解してもらって、納得してもらう事ができません。変形はありますが、このロジックを基本の公式にして、文章は展開します。

ですから、この基本公式を意識して話したり書いたりする癖を付けておくと、英語を読んだり、聞いたりする時にも、おのずとこの公式を意識することになります。理解がグッとネイティブ脳に近づく、とうい訳です。

昨晩はPREPで意見を考える癖をつけよう、ということと、語彙よりも、言いたい事が先です、というお話をさせて頂きました。英語のみならず、日本語で普段会話をする時にも、このロジックを用いて会話する事が大切だ、ということです。

昨晩はこの講座初の11名の参加者の皆さんが来られ、熱く学び合いました。北は仙台(宮城)、いわき(福島)、東京、京都、大阪、島根、福岡、からの参加でした。熱い方々と燃え立って学習して行くのは本当に楽しいですし、心の充実感が違いますね。

その場で色々な事を直ぐに実行出来る所、みなで意見をじっくりと聞き、それを踏まえて自分の意見を述べる、しかもそれを英語と日本語の両方で行なう事が出来る、という学びの場を無償でcreateできたことを、てつろうくんとともに誇りに思っています。

その昔、僕の恩師であり師匠である、中別府温和先生は、中高6年間、今の僕が僕である為の教育を無償で授けてくださいました。

今度は僕が無償で、一人でも多くの方々に、先生から賜った「贈り物」を、贈り返す時だ、と静かに、頑に信じ、この会を継続して行こうと燃え立っています。

参加者の皆様、ここまでお読みくださった皆様、本日もどうも有り難う御座いました。また来週水曜日、21:30より、Skypeにて英語の勉強会を開催させて頂きます。
どうぞ宜敷くお願い致します。

もっとも大いなるもの

単語の綴りを一生懸命練習するけれど、何度も、何度も間違える子がいる。 でも、授業中、何度もうなづきながら説明を聞き、話に耳を傾け、大きな声で歌を歌う。フォニックスの発音を、口を縦横いっぱいに開けて発音する。 oshienと単語テストに書いてきた。oc...