2016年3月3日木曜日

ウェブ講座水曜日のレポート(3月2日分)

#ウェブ講座水曜日のレポート
おはようございます、暁の会博多リーダーの田中十督です。
昨晩のウェブ講座の内容をご報告させていただきます。

昨日は4人で勉強しました。
いつもall in Englishで会を進めていきますが、今年は個人のパフォーマンスを上げること、個人の英語力を細かく上げていくことに主眼を置き、毎回取り組むようにしていますので、英語で討論する前に、疑問文の作り方を徹底して練習しました。

1. 「いつ、どこで、誰が、何を、どちらを、どのように、なぜしたか」を常に考えて人の話を聞くこと。

2. 登場する人や物のstatus / positionを確認する癖をつけること。

の2点に気をつけておくことをまず話し、その場で日本語で質問を作ってもらいました。

みんなで質問を作る練習をしている際、質問を日本語で作っていても、日本語の会話ですらコンテクストに甘えてしまう傾向があることがわかりました。

具体的なことを細かく聞いたり言ったりしなくても、日本語はお互いの関係性が密なclosed cultureなので、意思疎通が図れてしまいます。英語ではそれはできません。

なので、うるさいほど細かく、「誰のこと?それって何のことかな?どっちの話し?なぜ、と思う理由が何なのかな?」と一人一人に指摘をし、その場で質問を作り変えてもらいました。

次に、その日本語の内容をその場で英語にしていきました。
日本語で情報のspecificationを行っていると、英語がスムーズに出てきます。間違いやその場で止まってしまうといったことも無くなりました。

さらに昨日は発展して、「質問の答えに何を期待していますか」という点を学び、深めました。

質問をする際に、ただ漫然と相手に尋ねるだけでは、論が発展しない、という話をし、自分の質問は相手に何を期待しているのか、そして期待した答えの先に、どんな話の展開を予想して質問をするのか、というお話をしました。

私たちはコミュニケーションの中で、質問をしっ放しで終わっていることがあります。質問は何のためにするか、といえば、それは相手をやり込めるためでも、論をストップさせるためでもありません。

質問は、情報を得るためにするのと、確認をするため、そして、自分の質問によって、今話をしている人たちと、話を発展させていくためにするのです。昨日は一人ずつとその確認をし、その練習を行いました。

次回のコア講座でも引き続き、この点について、学びとトレーニングを深めていきたいと思います。

理由はよくわからないのですが、昨日は濃く深い時間を参加者の皆さんと過ごすことができました。ありがとうございました。

次回は3/6日の21:30よりコア講座です。
コア講座はどなたでもご参加いただけるようになりました^^

コア講座では以下の内容を行う予定です。
・英語の朗読を通しての発音矯正をします。
・疑問文の作り方の練習(引き続き)
・英英辞典の読書&新獲得語彙のシェア
・シャドーイングと音読の丁寧なトレーニング  以上です。




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