中間試験が明けて、生徒たちのノートがまた集まってきました。家庭学習としての「音読トレーニング」と「英英辞典学習」がかなり定着してきたように感じています。
なかなか学習習慣が定着しない生徒もいますので、とにかく毎日ノートにコメントを書き続け、教科だよりで良い模範例ノートを紹介したり、学習メニューを提示したり、オススメのネットのサイトを紹介して、家でも音源を使ったり、動画を見たり、絵本をネットで読んだりする活動を奨励しています。
とにかく一人でも多くの生徒に対して、彼らが英語学習に向き合うことが苦でなくなるまで、粘り強く寄り添い続けるしかありません。
テストの結果を返却しましたが、点数だけに一喜一憂する生徒は激減したように感じました。
家庭学習と授業での活動を柱に、彼らはこの1ヶ月の間に学習習慣を確立しつつあり、前のめりになって英語にのめり込んでいます。
それぞれが中学で苦手意識を持っていたり、点数が取れない、と嘆いたり、様々です。
ですが、毎週生徒たちのノートに向き合っていると、一人一人が抱えている課題は違い、それぞれに今必要なことも全く異なっていることがわかってきます。
それぞれの目線に合わせて、声を掛け、背中を押し、できたところをその子の目線で褒めて励まし、再チャレンジの機会を与え、何度でも改善を促していく、という作業の繰り返しです。
若い頃はこの作業に途方にくれることもありました。でも、今は、子供達が英語に向き合う姿を見るのが本当に楽しいし、心から幸せで仕方がありません。
彼らが楽しそうに授業を受け、熱心に英語で活動に夢中になり、僕が話す英語を一生懸命に目を輝かせながら聞いている。英英辞典を夢中になって読んでいる。英語の絵本を夢中になって音読し、どんどん読書をしている。
音読とレーニングでは、自分の発音を丁寧に分析し、どこができて、どこができないか、次の課題は何か、などを細かく調べ尽くしてくる。
そんな姿を見るだけで、授業を一緒にした価値があったのではないか、と僕は思うんです。
成果や数値化された努力目標ばかりを追い求めて彼らの要求のハードルを上げ続けても、この1ヶ月の彼らの姿は生まれませんでした。
英語を心から楽しんで、大好きになり、のめり込んでいく。
そんな彼らの姿を見る喜びに包まれて、日々を送っています。
時間がないならないなりに、テキパキといろんなことが片付いていくのも良いことですね笑。
では、生徒のノートを今週もご覧ください^^
|