人に強く出る大人って言うのは必ず、若い頃に人から認めて貰えず、受け止めてもらえる回数が少なかったんだな、って思いました。
地位や名誉に固執する人は、親や他人から、もっと一杯愛して欲しかったと思って大人になったんだろうな、と思いました。
お金に固執する人は、お金に恵まれず、そればかりか、お金で嫌な想いをしたんだろうな、と想いました。
物わかりの良い人は、物わかりの悪い人にいっぱい叩かれて大人になったんだろうな、と思いました。
人目を気にせず、しがらみに依らずに動ける人は、傷つくことを恐れず、自分の意見を言える人なんだな、と思いました。
泣いたり笑ったりを数値化しない人を、僕は愛おしく思うんだな、と思いました。
怖がる人ほど、悪気なく人を責めたててしまうんだな、と思いました。
ビビリな人は、ほんとうはやさしいのにな、と思いました。
自分の意見を丁寧に聞いてもらえなかった人ほど、人への忠告が鋭いと思いました。
弱さを本当に知っている人は、人知れず一番強いと思いました。
涙を流せることは、強さを顧みることだと思いました。
そうしていろんなことが「自分」という箱の中に入って、
僕はもう一度強くなれるんだな、と人に教えてもらえました。
僕はもう一度強くなれるんだな、と人に教えてもらえました。
人の中にこそ神はいて、神は人の中から語りかける。
それを忘れずにいようと今晩思いました。