「多読授業」がその一つ、もう一つは「スカイプ講座」の改定です。
今年から待望の「多読授業」がスタートしました。本当にうれしくてたまらない。この日を待ち望んでいました。
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生徒たちのところを一人一人忙しく回り、生徒とマンツーマンで読み聞かせをページごとにしたり、わからないところはないか、発音はわかるか、などの個別相談を英語でして、生徒一人一人との英語のやり取りの連続で、50分の授業があっという間に過ぎていきます。気がつけば授業が終わっている感じです。
生徒たちは自分が手に取った本を音読しながら、読み終わったら記録ノートのプリントにコメントとrating(5段階評価)をつけていきます。評価とは、面白かったか、面白くなかったか、という点です。
この授業には点数もテストも評価もありません。ですから、一人一人が自分の活動にcommitしないと、達成が得られないのです。
生徒が自立するのを精一杯支援しながら50分を終える、と云った状態で、新任教師の頃に戻ったような気持ちで多読授業をしています。
ですが、授業の帯で生徒に英語で授業の趣旨を説明する際の生徒たちの真剣な眼差しや、英語そのものを理解したい、使いたいという生徒の静かな思いを感じました。
検定教科書の英文について。文法的に正しい、と日本人が勝手に信じ込んでいる英文は、実はネイティブにとっては全くナンセンスである、ということが書かれてありました。間違いだらけで英語として不自然な例文ばかりが載っているベストセラー単語帳の例文を思い出していました。 |
2つ目。「ウェブ講座の改定」。2時間やっていた講座を1時間に短縮することにしました。
参加者の皆さんの集中度は増し、内容も整理され、とてもすっきりとした講座に生まれ変わりました。9ヶ月続けてきて、この講座も安定してきました。英語を楽しんで使いながら、毎週少しずつ新たな視点を皆さんとシェアできれば、と思っています。
そして、予期せず始めたこと、3つ目があります。
不幸にも九州では大きな地震があり、特に熊本、大分を中心に被災された多くの方々がいらっしゃいます。
生徒たちが届けてくれたたくさんの支援物資。卒業生もたくさん駆けつけてくれました。 |
車の後部座席にパンパンに詰まった支援物資です。 |
個人的にしていることですが、実際に動いていると、自分の方がこの活動を通して、多くのことを学ばされていることに気づきます。
人のため、と思っていることでも、実はその行為を通して、多くのことを逆に学ばされている、という大切なことを、僕はこの活動を通して学びました。
気付かないことがたくさんある。
大切なことは、暁の会の活動、学校の仕事、災害支援、どれ一つにも言えることですが、「続けること」だと思っています。
息長く、自分に出来る範囲のことを続けていきたいと思っています。
東北の震災支援もまだ不十分だと聞いています。
東北の地でも、暁の会を開けないか、事務局で相談しようと思っています。できることを、とにかくやりたいです。
ではまた^^