親しい友人に請われて、止めていたブログを再開することにした。
特別に理由があって、というわけではないのだけれど、書いたものを読みたい、と言われたら断る理由もないので。
たぶん、ブログを書き始めたのが 2005年ごろだったと思うので、かれこれ10年弱の時間が経っていることになる。すごいことですね、今考えると(笑)。恐ろしい。
10年前、自分が思ったこと、言いたいことを発信したくてたま
らなかった。もう、なんの理由もない、恥も外聞もない。質より量、内容より見てくれ、これしかなかった。
若くて必死で、一生懸命だったのだと思う。
今考えると恥ずかしいことだけれど、当時はそんなこと一切気にならなかった。誰から頼まれもしないのに、一生懸命書いていた。
今読み返すと恥ずかしい内容もあるかもしれない。きっとたくさんある。
でも、自分は過去のエントリーを読み返すことはしないことにしている。
過去の自分はもう終わった自分、死んでいる。二度と帰ってはこない。
僕らが「今」という言葉を発した瞬間に、「今」は過去のものになり、そして次の瞬間にまた、新しい「今」が現れては足跡を残さずにどんどん先へ、先へ、と進んで行ってしまう。
そうこうしているうちに、僕らは終わりを迎えてしまうのだろう。
「終わり」は「死」かも知れないし、「退職」なのかもしれないし、「別離」なのかもしれない。それは分からない。ただ、今から月日が経って、自分が「終わろう」と決めた時が、本当に「終わり」が来た時なのだ、と僕は思っている。
だから、僕はもう一度、ブログを再開することにした。
長い休憩の暇は過ぎて、今は次の「春」を迎える気持ちでいっぱいだからだ。
さて、どこから手をつけようか、と思い立ち、昨日本をたくさん買い込んできた。
主に古典とか落語とか世界史の本。
もう一つ。自学帳を作って、毎日勉強をすることを再開した。理由は特にないが、今継続してやっていることが自分なりに上手くいっているので、次のことを始めたいと無意識に身体が動いたのかもしれない。
去年、今までまったくやったことがない「テニス」のプレーを始めた。もう9ヶ月になる。自分でも不思議だが、良く続いているな、と思っている。筋トレは2年続いている。おかげさまで、足腰が弱ったり、疲れ易くなったりはせず、毎日元気に過ごさせて頂いてる。
多くのことをいっぺんにできないので、自分が気の向くまま、自分の思った通り、鳥のように自由にいたい、と僕は思っている。
どれだけ続くかわからないが、取り敢えず、大好きな友達の為に、糸井重里さんではないが、できるだけ「ほぼ日」でブログを更新したいな、と僕は思っている。
2015年2月26日木曜日
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