2018年6月12日火曜日

たくさんの「君」へ、"From me to you"

僕が君に最初に言いたいこと。

このテクストはイロジカルです。

君は頭がいいから、多分、苛々すると思う。
でも、同時に、多分、苛々しないと思う。

聖書に、愛が一番大事、って書いてあるし、頭がいい君はそのことが分かっているし、この場面でロジカルなことを求めていないだろうし、ただ何となく、文章を読んで、解釈なんて求めないで、文章の流れに身をまかせる、って体験も素敵じゃないですか。そんな気持ちになってくれたらいいです。

役に立つとか、将来のこととか、そんなことどうでもいいから、って。今日はそんな話。気分が乗らなかったら、この先は読まなくてもいいから。

君に、結論だけ先に書くね。

・君のことを僕も、そして僕の周りの人も、君に関わる全ての人も愛して止まず、大好きである、と言うこと。そしてそのことで、君が申し訳なさを感じたり、すまなさを感じる必要はない、と言うこと。

・愛は寛容で情深い、と聖書に書いてある通り、掛け値がない。受け取っても、取らなくてもいい。思うひと、受け取るひと、それぞれ思いも考えも違っていい。

・どんな未来や将来でも構わない。君が君でいてくれたら、僕らはそれでいい。どうだっていい。君と出会えたことが僕らの人生に与えた幸せを、君に感謝したい。ありがと😊

・君に会いたい、という気持ちと、君に会えない、という現実は種類が異なる概念なので、その狭間で、人は胸が苦しくなります。それを、悶える、と表現した人はすごいね。門の前で、会いたい、会いたい、と思っているのに、会いたい心は門前払い。
切ない思いが、悶える、と言うこと。

はい、こんなもんで、一つ。

さてさて。

人間が生きている時間ってのは、新陳代謝の速度、熱消費の速度、それぞれ関係してるんじゃないか、と僕は思っていて。例えば、朝一番に音楽を聞くと、夜聴いてる時と、ビートの速度が違って聞こえるんです。

朝はことさらゆっくりに聴こえる音楽が、夜にはひたすら速い。あれってなぜだろうと思って、34歳くらいの時に悩んだことがありました。早い英語とゆっくりな英語、って何だろう、って悩んだ時期だったと思います。とにかく、音と発話の速度について、ずっと考えてた。

人って、音に対して、速度を意識する時って、つまり、発信されてることを受け取れてないからじゃないですか。だから、え、は、何言ってんの、ってことで。

夜は、体が乗ってきて、一日過ごしてきて、ウェイウェイ、ってなってる状態で音を受け止めるから、速度が±0みたいな状態で聞こえてくるんですよ。だから音がスーッと入ってくるのね。音本来の速度で聞こえてくるの。

君が悩んでる時間って、君が生きてる人生の時間の流れの中で、誰もが経験するはずなんだけれど、たまたま「人生」って言う時間の流れを実感として体感してるか、否かで、人は時間の体感が変わるのね。だから、そう言うこと何も感じないまま大人になる人が世の中、大半なんだよね。

君はさ、今人生を生きてて、
え、なんでこんな時間の流れなの、え、どうして、そんなに時間がすっ飛んで流れていくわけ、え、どう言うこと?
え、どうして誰も質問しないの、って状態なんじゃないか、って僕は思ってるんだよ。

その時間は誰にでも訪れるんだ。誰にでも。
sooner or later, それは訪れるの。必ず。
考える葦は、必ず悩むんです。
無駄に死ぬ人生なんてない、って言った人がなぜ偉大か。
それはね、時間の概念を身体化した人は必ず精神を病むので、
それは特別なことだと思うじゃん?
でもね、それはね、実は、
人として生きてる人、必ずどこかで体験することなんだよ。
だから、人生って、ドラマなんだ。
哲学なんだよ。

うおーーーーーー!!!!
何で、自分は、生きてるんだーーーーーー!!!って。

それは全人類的な問いでしょ?

だからね、君も僕もね、生きてるんです。
え、何で?って思ってること自体、
生きてるんです。

だからね、今の君、とっても素敵なんです😊
すげー、かっこいいんです。
いいなー、って思う。

考えてみ?

悩もうが、悩まなかろうが、毎日、時間は過ぎて行くわけですよ。犬は吠えるがキャラバンは進む、わけですね。
アラビアのことわざらしい。オザケンが言ってたよ。

今、自分自身が生きる意味、それを問うているわけでしょ?
かっこいい、しかないじゃん、そんなの。

何も考えなくても、人は生きていけるの。support system がすでに出来上がってるわけ。

人はさ、考えなくても毎日をやっていけるシステムの中に生きてる。これは真実じゃなくて、事実なの。

でもさ、君はさ、考えたわけよ。
つまりね、このままでいいの、このままで、どうなるわけ、って。

問いを立てちゃったわけさ。それはさ、素晴らしいことなんだよ。

画一化された社会で生きて行く術として、人は無思考を選択せざるを得ない場面に直面するんだ。何度もあるよ。うんざりするほどね。

誰も疑問に思わないし、抗うと、ポジションが危うくなる、って思ってしまうから、成人後は、なかなか、人生に問いを立てることが難しくなるんだよ。

でもね、もう一度。

人は生きて死ぬ。

この哲学に抗える人生は何一つない。

これをもう一度、お互いに確認し合いたい。
そしてさ、ハグしよう。大事に思って、生きていこう。
そうしたいよ。
どんなカタチになるか、わからない。
でも、君のことをずっと考えてる。

君がどう言う人生を歩もうが、君のことを、考えることをやめないよ。

2017年11月28日火曜日

3つの驚いたこと


今授業で取り組んでいるのは、生徒が英語をロジカル思考を持って話すことです。これを西山くんととにかく一生懸命に取り組んでいます。

日本語PREPと言う活動を通じて、生徒たちに、母語で論理的に話をする訓練を楽しんでやってもらっています。お題に関しては全英連新潟大会でヒントを頂いたので、それを受けて毎日変えています。

さらに、構文と表現を効果的に混ぜていき、定着を図っていく活動を編み出し、それを毎回の授業で実行できるようになりました。有機的に文法・構文・表現を訓練しながら、speakingを軸に据え、自然な形で英語が身についていくJorden Methodです。これは、敬愛する米原先生のご著書で知った素晴らしい語学習得メソッドです。学校英文法とか入試対策みたいなことが頭を過ぎると、どうしても悩ましく感じるのが、オーガニックアプローチの中に、どのようにしてdrillのような要素を混ぜていくかということ。youtubeにあるJorden Methodの動画を何度も見ながら、米国人がいかにして日本語を身につけていくか、と言う過程の中に大きなヒントを見いだしつつ、今のスタイルに落ち着いている、と言ったところです。
授業で初めてやったのは、aufheben, アウフヘーベン系ロジックのスピーキングドリルです。これまでは、PREPで、point, reason, evidence/example, point の流れで生徒にロジカルに話をするように、と活動を行なっていました。

このaufheben, アウフヘーベンは、Aだ、という主張、そして、それと真っ向から対立する、Bだ、と言う主張の両者の善悪両面を鑑みて、良い面、悪い面をそれぞれ取捨選択しながら、より良い最良の第3案、Cだ、Dだ、Jだ、を編み出していくロジックの1つです。

これを、最初はプライマリーディベートのような手法でスピーキング活動を行なったのちに、構文や単語、表現などのframesを生徒に与えながら、ロジカル面を引き上げていくのです。

持論を展開していくだけではなく、相手の意見を傾聴しながら、自分のそれを融合し、より良き新たなアイディアへと昇華していくコミュニケーションを目指していく、と言う形を授業の活動の中で行うことができました。これは今まで20年の自分のキャリアの中で、初めて生徒に教えたことです。素晴らしい活動になったと思っています。明日も同じクラスで別のトピックで練習していこうと思っています。

最後はびっくりしたこと。
進研総合学力記述模試の結果が返ってきて、データを見ると、過年度比較で、今教えている生徒たちが平均偏差で5ポイント以上も上回っていました。4技能型授業、同時通訳トレーニング、音読トレーニングノートの記録活動、多読、アクティブラーニングを授業の軸に据え、詰め込み教育を一切廃し、授業を楽しく、脳みそをフル回転させ、authenticな教材をフル活用して1年半授業を行ってきた結果が、きちんとした数値として現れたこと、全国の同志や仲間に勇気を届けることができる、と胸が熱くなったのと同時に、若い人たちに、このやり方で結果が確実に出るから、大丈夫だ、と背中を押してやれるな、と嬉しく思いました。


暁の会で、さらにオーガニックアプローチを追求し続けて、authenticな語学学習を子供達のために模索し続けていきたいと思っています。

2017年11月20日月曜日

大収穫の秋、時代は益々変わりつつある今日この頃。

オックスフォード多読セミナー@東京の様子。100名近くの参加があったそうです。
⭐️土日にかけて東京でセミナーを行ってきました。
土曜日は東京の駒込学園中高の視聴覚室をお借りし、暁の会@東京セミナーを行いました。4時間半の長丁場でしたが、普段僕が行っている授業を体験していただき、一つ一つ理論の説明などをしながら、丁寧に細かく理解を深めていただく会の進行を心がけました。今回は、カラー刷りの資料もお配りし、細かくメモをするポイント、特に、SNSなどの投稿や、本を読んだだけではわからない点、例えば生徒は何秒くらいスピーキングに耐えて次の段階に進めるか、などの指導の留意点も都度細かくお伝えできたと思います。

参加者の先生方、みなさん熱い方ばかりで、熱心に真摯に参加され、細かくメモを取りながら、熱心に活動にご参加いただきました。

活動では、段階的にスピーキングのレベルを引き上げていき、最終的には3分間のスピーチを原稿なしで行い、さらにその内容をパッションを込めて行えるようになるまでの指導法を体験していただくこと、教科書の使い方、CLILでの教材提示の仕方、方向性、指導案の作り方(実際に僕が毎回作っている指導案の一部を印刷して資料添付)、プレゼンの作り方、字幕なしでリスニングする法など、多方面に及びました。

英英辞典の活動、同時通訳トレーニング、音読TRノートに関するご質問やご所望が相次ぎましたので、3月のいずれかの土日に、駒込付近に会場をお借りして、またセミナーを開催する予定です。ぜひお運びいただければ、と思っております。

🌟日曜日はオックスフォード多読セミナー@文京学院中高
今日はオックスフォード大学出版局主催の多読セミナーが東京の文京学院中高さんで開催されました。100名近くのご参加があったそうで、しかもご参加された先生方の学校は、雑誌やメディアに載るような名だたる有名私学の先生方も多数、東北や関西からのご参加もあったそうで、会場は熱気ムンムンでした。思えば、2年前は35名の参加からスタートしたこのセミナーも、今では100名超えが当たり前になってきて、しかも、毎回毎回、中高の先生方のご参加が増え続けている状況、日本の学校でも、多読をすることが当たり前の状況になることが僕らの目標の一つでもありますが、これはもはや実現が射程内に入ってきた、と見なしても良いのではなかろうか、と思えてきました。素晴らしいことです。

⭐️ついに!あのグッズデビュー!
ずっと欲しいと思っていたあのグッズ、ついにボーナス一括で購入し、今回の東京行きから使い始めました。

キャリーバッグです。キャスター付きがあれば、たくさんの教材や教具を持って、全国どこにでも行けるのに、と思っていましたが、めんどくさくて買いに行ってませんでした。

今回の東京いき、土日両日ともセミナーをする、ということで、これはもう、一念発起してバッグを買って、普段使ってるものから何から、全部持って行って現物を使って授業をしよう、生徒たちの作品や様子も見てもらおう、ということで、これに詰めていきました。おそらく40kg近くは重さがあったと思います。普段筋トレをしていることが、こんな時に役立つとは思いませんで、階段を持ち運びするのも楽に感じました。

これは便利です。全部持っていけます。実際に使っている道具や教材は、口で説明したり、スライドを見せたりするのも一つですが、百聞は一見に如かずでして、見ていただくのが一番説得力があったりするものです。ですから、今回からバッグに全て詰めていくことにして本当によかったと思います。

これからは多読用の本も大量に詰めて行けるので、多読体験もどんどんしていただけます。

これからも益々精力的に、暁の会の活動を継続して、有機的な活動やつながりを大切にした授業展開のご紹介や伝道活動を行っていきたいと思っています。お楽しみに。

次回は、3月の土日に、東京の駒込駅付近に会場をお借りして、同時通訳トレーニング&音読TRノート、そして、CLIL授業体験型、さらに多読体験型の3本立てでワークショップを開催させていただきます。

おそらく、土曜日の午後、そして、日曜日、という流れになろうかと思います。会場は2会場で行う予定です。ぜひご参加くださいね。

⭐️僕たち暁の会の思い

暁の会立ち上げは、本当に子供達の未来のために自分たちが頑張らないと、子供達に申し訳がない、という済まなさから興っています。僕らは子供達の未来への責任を担う義務がある、と西山くんと思っています。

自分のキャリアのことだけを考えて、逃げ切ろうという気持ちはありません。事なかれ主義でやり過ごそうという気も更々ありません。

子供達が英語を身につけ、高い教養を身につけ、広く寛容な心を持ち、社会の弱者の隣人たる人格形成をし、日本国の明日を担うべく世界で活躍して行けるよう、備えてあげるのが僕らの使命です。

子供達の未来への思いを抱く時、僕らは教育の力を信じたい、そのためにまずは自分ができることからやろう、自分がやれることからどんどんやろう、そんな風に思って、毎日行動しています。

誰のどんな目も気にしていません。子供達の未来のことを考えるばかりです。

このまま何もしないで、行動も起こさず日々をやり過ごせば、日本は諸外国に立ち遅れ、世界の舞台から後退し、大きく遅れを取ってしまい、未来が暗くなります。

諸外国の発展発達は目覚ましい、それは日本のメディア上にはほとんど上がってこない情報です。日本はもう駄目です。このままいけば確実に崖を転げ落ちていきます。

今、教育に熱く燃えたって行動していかなければ、人口減少が続き、経済も縮小しづけ、国の借金は増え続けて、日本は斜陽な国家に成ります。すでにそうなっている、という指摘もありますが。

だから、今、私たち大人が行動しなければいけない、そういう強い危機感を持って、毎日行動しています。

ためらう気持ちや、悩み恐る時間が無駄だと僕は思っていて、焦りばかりが募ります。時間がない、もう残された時間が少なすぎる、そんな風に思って危機感を募らせています。

今教えている子供達が老後を迎えた時、彼らが明るい未来を迎えていられるよう、私たちが今、子供達の未来にコミットし続けなければいけない、と考えています。

子供っぽい、熱い、青臭い文章に読めるかもしれません。
でも、僕らは本気です。

また色々仕掛けて、色々展開していきます。
ぜひ、ご参加ください。ぜひ、共に歩みましょう。

喧嘩や議論や、足の引っ張り合いなど、している暇はありません。分断は協働にとって、邪魔であり、非生産的で無意味です。
集結し、団結して、子供の未来に共にコミットしていこうではありませんか。


2017年10月26日木曜日

子供の潜在能力について

今日の5時間目、西南学院大学法学部の教授の先生方5名がお見えになり、授業見学をしてくださいました。大学の英語の授業デザインについて、模索してあるとのことでした。授業は、グループワーク形式で、読解、要約、スピーキングで発表、ジグソーでスピーチ、までを行い、with a script, on the desk, without a script, natural speechまでの流れをみていただくことができました。

生徒が原稿なしで、表情豊かに教科書の内容をグループで語りかけていく様子を見て、驚嘆してくださり、生徒たちを褒めてくださいました。

とても良い授業になったと思っています。

明日以降の授業では、CLILのタスクで、テクノロジーをデザインする活動を行い、ブレストを繰り返し、ノートPCでググりながら、自分のプレゼンを作り上げていき、英語での発表に磨きをかけ、さらに質問でエッセンスを掘り下げていく活動へと移行していきます。

レッスン終了の仕上げの〆は、TEDの視聴、ブレスト、英語でディスカッションとQ&A、のちにライティング、再度のスピーチ発表、の流れを組みます。

大学の先生方へ説明をしながら生徒の活動を引いた目で見ていると、こんなにスラスラと表情豊かに英語が話せるようになっていて、なおかつ筋道を見失わずに、適切に相手に伝える技能が育っていることに嬉しくなりました。

生徒たちがとても成長していました。こんなに立派になったのか、と思うと、彼らの過去を振り返って、過去に高次元思考型の活動や、協同学習、アクティブラーニング、4技能型の英語授業の実施を恐れていた自分のことがとても恥ずかしくなりました。

できなかったのは生徒ではなく、勇気を出して一歩を踏み出せなかった過去の自分だったんだ、と思い、生徒の潜在能力の高さをますます驚嘆すると共に、どんなことも、やってみれば、生徒はきっとできるんだ、と確信を深めました。

生徒の能力は無限だと思います。
いつでも、何度でも、どこまでも、生徒は伸びていける。

そんなことを思った1日でした。

2017年10月15日日曜日

勝つための条件:ボール競技で試合に勝つってどういうことなのかをぐずぐずと雨模様的に考えてみる。

良い選手が集まり、指揮官の優れた戦術があればチームが勝つほど、ボール競技というのは甘くはない。

ボール競技の試合で勝つには、化学反応が起こらなければいけない。人はそれを、気合いや根性、と言ったり、科学的な分析や微細な相手の情報分析と呼んだり。選手のスカウトが大事だったり、とか。

あるいは、勝つための条件を羅列して、特に優れて突出している要素が際立って見えるから、それを勝つための方程式と言って人が語ることがある。

その良い話に引き摺られて、それを聞いた人がそのメソドロジーを擬えても、同じ結果が得られないという悲しい結果を喰う羽目になることも枚挙に暇がない。

勝敗は白黒がはっきりとしているが、その原因や理由については、これはもう、全てがその原因や理由になりうると言っても過言ではないくらい、複数項目に及んでしまう。

勝つための準備は、考え付く限り、全てやらなければいけないけれど、勝算が期待通りに当たるというのは、素人が行うスポーツ競技においては、なかなか言い当てるのが難しい。

例えば、長時間練習をしたとしても、勝てる保証はどこにもない。けれども一方で、ある程度の練習量をこなさなければ、体力やプレーの感覚や技術が身につかないから、一定の練習量が確保されなければ確実に負けてしまう。(この一文目の「長時間練習」を、技術力の高い選手、とか、監督のカリスマ性、とか、考え付く限り色々なキーワードに当てはめることができる。)

全てにおいて共通する条件としては、「選手はできるだけその競技が上手であることに越したことはない」ということ、「チームの内部にいる人ができるだけそのスポーツに精通しておいた方が良い」ということ、さらに、「チームが、監督、選手、関わるスタッフ全てにおいて、ファミリー化していて、意思疎通の妨げがない人間関係が保たれていることが望ましい」ということ、この3つで、その他の勝算の勘定に入れなければいけない条件は、それこそ選択肢の数だけいくらでも無数に存在しうることになるのだ。

先輩たちは自分たちよりもものすごく上手でうまかったのに勝てなかったけど、自分たちの代は、それほど際立ったエースのような選手もいないし、特にこれと言った特別感がチームにあるわけではないのに、結果がで続けている、ということは、これはもう、本当によくあることなのである。

チームが高校サッカー選手権大会の1回戦を突破し、福岡県でベスト16に勝ち進んだ。とても誇らしい気持ちがする。

勝った勝因は何か。それは勝ったから勝ったのだ、としか言えない。勝つために何をしたか、と言えば、うちのチームが勝ったという事実を裏付けそうな全ての努力や計算を、チーム全体がしていた、、、かもしれない、としか答えようがない。

今日1日を振り返って一つだけはっきりと分かっていることがある。

それは、このチームの勝利によって、僕は今とても興奮して気分が良い、ということである。

2017年10月13日金曜日

Where do we go from here?

生徒が多読をして、随分と色々な本が読めるようになってきたり、授業でスピーチをさせたり、プレゼンを発表させたり、主体的にいろんなことに取り組む仕掛けを作りながら、生徒の様子を見ています。

一方で、ぼんやりと、こんな風に考えたりすることもあるんです。

そもそも、今やっている授業は、生徒の英語のスキルを上げるためにやっているのか、あるいは、英語を使いながら生徒の思考力そのものを磨き上げて高めて行っているのか、どちらなんだろう、あるいは両方なのかしら、と思うんですね。おそらくどっちもなのだと思います。でも、僕も初めて体験することなので、この感覚がとても不思議で、なかなか実感として体で理解できるレベルに至っていないのが正直なところです。

生徒たちは、僕が想像している以上にかなり色々なことが英語でできるようになりました。

語彙、文法や、フレーム(構文)の定着のさせ方が異なっているだけで、fluencyを軸にした活動を授業に据えながら、accuracyを追求していく、という方法論で授業展開をしているだけで、まだまだ道半ばなので結論めいたことを言うのは時期尚早の感を免れませんけれども、そうか、一定方向に負荷を掛けながら集中的に活動を行っていき、不足分が認識された時に、時期と頃合いを見計らって、逆にまた集中的に負荷を掛けたトレーニングを行わせる、と言う活動を仕掛けていくことにこそ、生徒の英語力と思考力を同時に高次元へと導く解があるのだ、と言うことが実感を伴って理解できるようになってきました。

今やっている授業形態の中で補えなかったintensiveなTRは12月から集中的に行いたいと目論んでいて、生徒たちが1年前にやっていた音読TR、同時通訳TRの中の、特に、サイトラ、日本語戻し、英語戻し、を徹底して集中的に取り組ませ、理解のフォームを脳に再構築させてあげたい、と思っています。

どこに向かっていこうとしているのか、僕にもこの先がどうなっていくのか、はっきりとはわからないのですが、一つ、確実に言えることは、今後、生徒たちはいかなる形態の学びのカタチにも柔軟かつ大胆に対応していく姿勢の基盤はすでにできたな、と言うことです。

20年勤めましたけれど、これは初めてのことでして、いやはや、生徒たちがこんな風に英語を話したり書いたり、英語で発表したりできるようになっていて、さらには英語もどんどん読めるようになっている、なおかつ、模試とGTECの成績も伸びていて、詰め込み教育のようなこともほぼやっていない、となると、何だかワクワクしてきます。

面白くなってきたよね、と親友と電話で話しつつ、11月以降の授業展開と生徒の動きも楽しみになってきました。

これから僕らはどこに向かおうとしているんでしょうか。

2017年10月12日木曜日

あなたの声が聴きたい

この写真は、昨日の夜、オンライン英語ディスカッションをしている時の様子を西山くんがスクリーンショットで撮ったものです。

この顔の表情を見てください。

心からの笑顔。素敵な微笑み。

参加者の皆さんの笑顔が自然に溢れる素晴らしい2時間でした。
毎週水曜日の夜は、本当にとても心が温かくなる時間をすごさせていただいています。

暁の会という英語の勉強会を立ち上げて2年と7ヶ月。
オンラインの英語ディスカッションを初めて2年と3ヶ月が過ぎます。

毎週水曜日の夜、21時30分より、1時間〜90分の予定で、フル英語でディスカッションをやっているんです。

このディスカッションを立ち上げた目的は、毎週あそこに行けば、必ず英語で話せる場がある、と言う英語学習のプラットフォームを無料で提供できないか、という思いからでした。

忙しい英語の先生、ビジネスパーソンの方、仕事をしてはいないけれど英語をもっと勉強したい、と思ってある方、さらには学生さん、そういう方々を対象に、英語を話せる場を持ちたいんだよね、と西山くんに持ちかけて始まったのが事の発端でした。

毎週、水曜日の21時半、パソコンの前で一人待ちます。
どなたもお越しにならないことも過去何度もあり、何か自分の不徳の致すところがあるのかもしれない、と一人反省をしながら、でも、どなたかが来るかもしれないと一人でぽつねんと毎週、毎週、待ち続ける日々。

僕は英語を使って、関わる方をハッピーにしたいという人生のミッションがあるので、お節介を焼きたくてこの会をしてるんだ、と思っています。

1年前のある晩、誰もいらっしゃらなくて、ああ、今日は坊主だな、と思いながら、一人で部屋でため息をつきつつ、ビールでも飲むかな、と思って冷蔵庫に向かい、缶を取り出して、グッと一口飲み干しました。

その次の瞬間、参加の通知がなされ、ある女性の方が、先生、遅れて申し訳ございません、今からでも大丈夫ですか、と仰られ、いえいえ、お待ちしておりました、と慌てて準備をし直し、一緒に英語で話し、読み聞かせをし合い、英英辞典を引き合って、会を閉じたこともあります。

その会が終わった後、ぼんやりと、ああ、教育って、こういうことなのかもしれないな、と感じつつ、敬愛する内田樹先生が繰り返しブログやご著書で仰ってある教育の本質は、まさにこういう事の繰り返しなんだよな、と深い実感を伴って、理解が身体化されたことを記憶しています。

教えたい、というお節介があり、習いたいという生徒さんの欲求とその思いが合致し、初めて教育は成立しうる、そんな教育の真髄を、ある日のセッションのやり取りから僕は学びました。

今現在やっているセッションは、全て英語で進めていますので、参加される方も僕も西山くんも、全員が英語で話します。

参加される方の職業や、それぞれの境遇は様々ですので、英語力のレベルはバラバラです。ですから、英語力が一番低くて自信がない方のサポートをする、という設計で、会は進行していきます。

暁の会英語オンラインディスカッションは無料で、どなたでも参加できますが、大切な約束が4つあります。

1 ごめんなさい、Sorryを言わない。
2 PREPで、簡潔に意見を述べる。
3 スピーカーに積極的にヒントを上げる。
4 話している途中でも、カットインして、どんどん意見を言ったり質問をしたりを積極的にする。

謝るのは本当にダメで、謝ることによって、自分はできなくても謝ってるから許してください、という前提ができてしまい、発展性がなくなってしまうんですね。もっとお互いに知り合いたい、関係を作っていきたい、という気持ちを前提にすると、謝ること自体が、その新しい出会いのチャンスを奪ってしまう。謝ると、謝った人が下で、謝られた人が許す上の人、という関係性を黙認してしまうことになるのではないかしら、僕はそんな風に考えて、お互いにごめんなさい、すいません、自分は英語ができません、話せません、自分なってちっぽけなんです、って言い合うことをやめましょうよ、とみなさんと約束することにしたんですね。

PREPで簡潔に、というのは、自分の言いたいことをズバッと言って(Point)、その理由を述べて(Reason)、具体的にそれはどういうことかを自分の身近なことと併せて説明する、という話型を取ることにより、相手に伝わりやすいコニュニケーションをお互いに洗練していきましょうね、という約束事です。話を長くするのは誰でもできるんですけれど、言いたいことを短く切って言うのは、日本人って苦手なんですよね。それをここでは重点的に練習することにより、自分の話をクリアカットにする練習をすることにしています。何を言いたいか、ではなくて、何を言わないか、と言う「間引き」の視点に重点を置く、と言う約束です。

暁の会の英語ディスカッションでは、英検5級レベル(中学1年生から2年生程度の英語)から参加することが可能だ、と僕はお伝えしています。

英語力の高低に関係なく、話に詰まった人、言いたいことが出てこない人を、その場にいる人全員がサポートして、あなたが言いたいことはこう言うことなのかな、あ、言いたい単語はこれ?、うんうん、あなたが言おうとしている意味って、このお話と似てるのかな、なんて言いながらヒントをどんどん出していき、話している人が話をspecifyするお手伝いをすることにより、聞き手としてのスキル、相手の話を高める手助けをすることにより、より高度な情報を共有し、さらには自分のアイディアや考えをさらに発展させる、そのために相手を助ける、これがヒントをあげることの醍醐味です。困っている人を助けてあげるのではないのです。話し手がもどかしい思いをしていることを皆で支えることにより、場のトピックのコンテクストをより高いレベルに引き上げ、より質の高いコミュニケーションを作り上げることを目指すために、この約束は存在しています。

最後の約束はカットインです。相手が話している時にも、どんどん疑問点を聞いたり、自分の意見を相手の意見に付け足したりして、コミュニケーションの質を高めていく手法ですね。これも前述の「ヒントをあげる」に似ている観点ですが、相手の話の質が高まると自分のアイディアや考えがその意見に刺激を受け、より高いレベルへと昇華していく、その効果を最大限引き出すために、思ったことを我慢しないで、どんどん付け足していくことをやっていくんですね。待たない、その場でどんどん付け足していく、それは決して図々しさや厚かましさと言ったレッテルを貼って忌避されるリスニングの姿勢ではなく、相手の意見に付与されていく意見と共にその場のコミュニケーションがより高次元へと高められていくことを目的としているんですね。

この4つの約束の元、個別にペアを組み、トリオ(3人組)になり、時にはクアトロ(4人組)に分かれて、6分間のチャットを英語で行います。その後、また全体の場に戻ってきて、再度組み分け、再び6分間の練習、この流れを3回ほど繰り返し、自分のスピーチを磨く、聞く姿勢を磨く、より良いコミュニケーションを高め合う、と言う3つの観点からトレーニングを行って、全体の場で発表をし、さらにQ&Aのセッションを持って場を終えます。

僭越ながら、最後に、僕が全体へのアドバイスと、次週へ向けたトレーニングのヒント、そして今後の課題をみなさんとシェアしながら、一人ずつの感想をシェアしあって、会を閉じます。

今、過去かつてないほどに会の雰囲気は盛り上がりを見せています。また、職種や英語力レベルのばらけ方が多種多様なのも過去最高かもしれません。

だからこそ、写真の笑顔が自然と醸し出されるのかもしれないね、と西山くんと話しています。

毎週水曜日の夜、英語のディスカッションをオンラインで行っています。無料で参加でき、英語力は英検5級レベルから参加可能です。

詳細に関しては、こちらのページに毎週情報を投稿していますので、ぜひご覧ください。
https://www.facebook.com/Akatsuki.English4/?ref=bookmarks

みなさんのご参加、是非是非お待ちしています☺️

もっとも大いなるもの

単語の綴りを一生懸命練習するけれど、何度も、何度も間違える子がいる。 でも、授業中、何度もうなづきながら説明を聞き、話に耳を傾け、大きな声で歌を歌う。フォニックスの発音を、口を縦横いっぱいに開けて発音する。 oshienと単語テストに書いてきた。oc...