2016年2月23日火曜日

読書百花

内田樹先生の「困難な成熟」読了。なんだか叱られている気分。「しっかりやりなさい。」と背中を押されたので、しっかりやります。手始めに内田先生の推薦書を読もうかと思い、久しぶりにアマゾンでポチる。
「断腸亭日乗」永井荷風
「夢酔独言」勝小吉
「氷川清話」勝海舟
「痩我慢の説」福沢諭吉
「兆民先生」幸徳秋水
「父・こんなこと」幸田文
「戦艦大和ノ最期」吉田満
明治、大正の本はどうして心揺さぶるようなものが多いのだろう。読む前からドキドキする。僕は本を読むときには、「黙って人の話を聞く」気持ちで読むようにしていて、寺子屋で先生が講釈してくださってあることをじっと聴く気持ちで読み進めるようにしている。 読み終わったら、フォトリーディングの要領で、最初のページから印をつけるように折り目をつけ、何度も読み返すようにする。
本はざっと読むのもいいけれど、僕は好きな箇所を何度も読み返すのが好きなので、そのようにしている。大事にしていることは1つだけ。自分が良い、と思った本は、心で正座してお話を聞く気持ちで読む、ということだ。
人の話は黙って聞く、批判や批評を挟みながら聴くのは駄目だと思っている。それは例えば講演やセミナーや研修でもなんでもいいのだけれど、お話してくださる方は自分の知らないことを教えてくれる先生なのだから、自分がその人に対して意見したり物申すなんて、学ぶ、という観点からすればナンセンスな話。
僕はお店にご飯を食べに行ったり、酒を飲みに行ったりするのが好きだが、同席する人はかなり選ぶ。どんな人と食事をしても良いのだけれど一点だけ決めているのは、「お店の人に対して講釈を垂れる人とは絶対に食事に行かない」ということだ。
例えばワインのソムリエの方に対して、このワインはどうだ、こうだ、みたいな話を始める人とは絶対に食事をしない。そういう人は往々にして、食事をする前から匂いでわかる。だからこちらからお誘いすることもなければ、先方から迂闊にお誘いの来ないように雰囲気を消す。
ワインのソムリエの方よりも自分がワインのことが分かっている、なんてことがあるはずがない。本人がどれほど自負しようと、例えばご自身がお店をなさってあったり、ワインについての商売をなさってあるなら話は別として、一素人がソムリエの方に対して蘊蓄を垂れるなどという行為は、僕には信じられないし、絶対にあってはならない無礼千万なる行為だと思って疑わない。
お金が発生する、というのは、社会的な責任を負っている、ということであって、社会的な責任を担ってワインをお客に提供する方のご意見が、素人よりも間違っているなんてことがあって良いはずがない。だから、素人の浅知恵で持ってワインをどうのこうのと語り始めるようなことは僕にとってはとても粗暴で野蛮な行為のように思えてならない。そういう人とご飯を一緒に食べて、美味しいものが喉を通ろうはずもない。
本を読む時もこれに似ている。例えば新書やベストセラーに並ぶような本は別として、古典や巨匠たちの本に向き合う時、人類の叡智に対峙する際に、こちらの意見や御託など、とてもじゃないが太刀打ちなどできようはずもない。静かに黙って耳を傾ける。教わる立場なのだから。それができて初めて、先生からほんの僅かに極意の一味を味わわせていただくことが可能となるのであって、自分の意見や審美眼の拙さを棚に上げ、一丁前に講釈を垂れるなんてことが許されて良いはずがない。僕はそんな風に読書を捉えている。もっと言うなら、芸術に対しても同じことを思う。
誰が始めた風潮か知らないが(おそらくバブル期くらいからそういう「上から目線」文化みたいなものがこの社会に根を下ろし始めたんじゃないかしら、と僕は疑っているんだけれど)、「一億総ツッコミ社会」では、誰もが手軽にどんなものに対してもツッコミを入れることができるようになったし、また、その行為そのものを楽しんで身体化しているような風潮があるように思う。例えば巷間話題を浚う西野カナさんの歌などは、その風潮を逆手にとるような形でその人気を欲しいままにしていると言っても過言ではないのではないか、と僕は思っていて、それはそれでなかなか強かに宜しかろうと思うのだけれど。つっこまれることを敢えて理解した上で、ツッコミを誘発するような歌詞や音楽を持ってくるというのは、賢しらな人にしかできない芸当だと僕は思う。あれは純粋無垢な少女には無理筋な話です。
静かに人の話に耳を傾ける、黙って人の話を真面目に聞く、という行為を通してしか、人は自分を理解してもらえる機会を与えられることはない。僕はそう思っている。長いこと教職員をしていると、いつしか自分の話は黙っていても聞いてもらえると思ってしまう。反省しなければ、と思う。静かに本を読むことを通して、人の話に耳を傾ける、という行為のあらましを今一度身体化していこうと襟を正す思いで、届く本を待とうと思っている。

「教えるということ」#暁の会コア講座のレポートより

昨晩は3名で勉強をしました。久しぶりに時間をたっぷりと取って辞書読を行いました。また、後半は"The Selfish Giant"の朗読による発音矯正を行いました。 参加者の方で、いつも自分のミスや失敗を自虐的に笑って誤魔化す癖のある方がおられたので、昨日は厳しく真剣にその方を叱りました。「あなたは英語も上手でしっかりとできるのに、なぜ自分のことを誤魔化したり、笑ったりするのですか。」と言いました。 自虐的に自己を捉えていると、それは周囲に対する自己評価を低めているような環境を自ら作り出していることになります。だから、いつまでたってもself-esteemが高まらなくなるのです。これは良くない。 僕は過去に、ウェブ講座の参加者の方に厳しく接したことがあり、それが原因なのか、参加者の方が来なくなった苦い経験を持っています。ですから、ウェブ講座で参加者の方に厳しく言うことが少なくなっていたような気がしていました。それがどこかしら、何か良くないのではないか、とぼんやり思っていましたが、参加者がいなくなるかもしれない、という自己の恐れから、あえて参加者の方に厳しく言うということをしていませんでした。 昨日は人数が少なかったのですが、2人の参加者の方は、悪天候で普段の生活が苦労の連続を余儀なくされている様子や、体調が優れないことなどを僕に話して聞かせて下さいました。僕は何のためにウェブ講座をやっているんだろう、という気持ちに急に襲われました。 たった2人しかいない。でも、この二人のために何かを一生懸命にやりたい、と思いました。この二人が今ここで学べることはないか、と僕は考えました。
雪を掻き分けながら、笑顔で、もう、大変なんですよ、先生、と言ってやってくる人に対して、僕は真剣に向き合えているだろうか、と思い直し、この人を真剣に叱ろう、と思い直しました。この人が心から震える時間を、自分が伸びていく喜びを、自分が受け入れられる幸せを、感じてくれることが大事なんだ、と僕は思いました。
僕はこの方の幸せや喜びに対して責任がある、そう思ったのです。それで、あえて厳しい指導に切り替え、いつにも増して真剣に取り組むことにしました。
神奈川県に住む女性の友人から、「人数なんてどうでもいいじゃない。共に学び合う仲間がいることがとても大切なんじゃないかな。」とアドバイスを去年いただいたことがあります。
昨晩はそんな言葉を思い出し、実感していました。
以下、参加者の方が書いてくださったレポートです。いつもありがとう。
【暁の会】今日は十督先生とあゆみさんと3人でコア講座。辞書読を1時間近くやったあと、気になった単語を挙げながら、半分雑談のような形で英語学習全般のことについて話した。その後いつもの"The Selfish Giant"を使って音読(読み聞かせ)の練習。3人ということもあって、ゆっくり時間を取りながら音読のコツや英英辞典のことについて話をできたのは大きな収穫だった。特に、発音矯正は人数が少ない時しかじっくりできないため、そういう回は自分の中では「当たり」なのだと勝手に思っている。(もちろん普段が「ハズレ」だという意味ではない笑).最近勉強していて思うのは、英語も言葉である以上、自分の感情や感覚にいかにリンクさせられるかが鍵だということ。単語や表現も、いわゆる「やまと言葉」(方言やお国言葉など、自分の感覚に一番近い言葉)にまで落とし込まないとスピーキングでは使えないし、音読、特にイントネーションは棒読みでは意味以上に相手に伝わらない。そういえば、国語なんかも小学生の頃はそういうレベルまでじっくりのんびり取り組んでいた記憶があるが、中学生になってテストによる序列づけが入り込んでからは、そういう機会が極端に少なくなった気がする。そして英語は、中学生になってからテストありきでスタートしたために、そうした「感覚にリンクさせる時間」が充分に取れないまま進んできたのだと、今更ながらに気がついた。.暁の会の良いところはここじゃないかと僕は思っている。大人になって立場や見栄が出てきてなかなか立ち戻れなくなってしまったところまで、この会の中なら戻っていける。おそらく、この「感覚に落とし込む」ところまでゆっくりじっくりやれないと、大人になろうがビジネス英語をやろうが何しようが、いつまで経っても「評価のための英語」から脱却できないのだ。どんなに難しい単語や粋な表現を知っていても、それが自分のemotionalな部分と結びついていなければ、借りてきた言葉で一生懸命能書きを垂れているにすぎない。(それが必要な場面もあることは百も承知の上で)大学受験をしながら感じていた、「こんなもん丸暗記し続けて何になるの?」という、砂漠に水を撒き続けるようなあの徒労感。社会人になってTOEICなどに取り組みながら感じていた、「あの徒労感と何も変わってないじゃないか」という絶望感。最近は、そこからやっと抜け出して、自分の言いたいことを無理なく構えず伝えることができるようになりそうな、そんな嬉しい予感がしている。きっちり詰めて憶えることは得意なので、そっちはそっちでこれまで通りやりつつ、週に2時間、水曜のall in Englishのセッションを含めると4時間、こうして時間を贅沢に使って英語を感覚に沁みこませる時間を、これからも大事にしていきたいと思った。 もう一人の方がメールを下さいました。 十督先生
今日もコア講座ありがとうございました。いつも勉強になるので、自分の時間を講座に合わせて動くようにしています。まささんと3人だったので密なお話ができたことが一番良かったです。 先生にご指摘いただいたように笑ってしまう癖は小さい頃から変わっていません。私の性格といえばそれまでですが、真面目な部分を作ってみようと思います。恥ずかしいんでしょうね、きっと・・・。(自分のことですが)だから笑って濁してしまう部分があったり、本当の気持ちを流してしまったりしているのであろうと思っています。
英語ができない自分や教養のない自分を認めてはいるけれど、なんとなくごまかしてしまっていたなぁと改めて思いました。 そういう部分を指摘されたのが図星だったので、これから改善しようと思います。十督先生の熱い思いを聞いて、もっと頑張らなくては!!と思いました。あまりほめられることもなく、自分に対してここまで気にしてもらうこともなかったのでとても嬉しかったです。(恥ずかしくもありますが・・・) もっとバワーアップして育たないといけないと思います。周りのみなさんは本当に変わっていっているのが分かるからこそ自分も頑張ろうと思えます。
最近はようやく毎日勉強する習慣がつきました。(かなり遅いですが・・。) まだまだ英語力をつけたいですし、教養そのものを身につけたいと思っていますので、これからもどしどしご指摘いただけると嬉しいです! ノルマが与えられないとやらないのも悲しいですが、先週は「来週までに【○○までやりなさい】」と言われてかなり進みました。こういうところが甘いですね・・・。近いうちにトレーニングにつきあってください☆

「暁の会 英語力強化勉強会@東京のお知らせ」3月26(土)&3月27日(日)開催!

「暁の会 英語力強化勉強会@東京のお知らせ]
こんにちは、暁の会博多リーダーの田中十督です。
来る3月26日(土)翌27日(日)の2日間、東京にて、暁の会英語力強化勉強会を開催させて頂きます。
1日目は、[スモールトーク、ディスカッション、ライティング、プレゼンテーション、Q&Aセッション]を1セットとして、これを3セット行います。その合間に、tipsやclueとなるガイダンスの講義が挟まっていく形になります。今回は、具体例の出し方にlayerをつける練習を中心に行っていくことと、相手の主張に対して、反対の意見を持って質問をしていくこと、プレゼンの具体例をスマホやタブレットでその場で調べ、きちんとした肉付けをプレゼンに行っていくことを学びあいたいと思っています。
2日目は、「通訳トレーニング」の中で用いられるシャドーイングや、日本語戻しなどのトレーニングを、通常よりも負荷を落として行っていき、個別に発音の矯正をしたり、その場でシャドーイングの注意点などについて細かい指導を入れていくことに主眼を置きます。また、Oxford Advanced Learner’s Dictionaryを使っての語彙学習、巻末資料の学習なども行います。更に、通常、参加者の方が行っておられる英語学習やトレーニングに関する個別相談もその場でシェアし、参加者全員で英語力強化に努めます。
更に、2日目の内容の中に、今ウェブ講座のコア講座で取り組んでいる「読み聞かせ、朗読」のトレーニングを入れていきたいと思っています。文を見抜く力、意味の塊を瞬時に見抜く力、pausingなどの技術習得が主たる目的です。
去年末の博多の強化勉強会は大変盛会のうちに終了致しました。今回も、濃密な内容で、会の終了後の参加者の皆様のパフォーマンス向上を第一に、会を運営させて頂きたいと思っております。多数の皆様のご来場、是非お待ち致しております。
日時:3/26土・3/27日 (両日参加でなくても受講可能です。)
時間:両日共に9:00~17:00まで
場所:
3月26日(土)榎町地域センター http://www2.odn.ne.jp/~hak91920/
3月27日(日)私立駒込学園 駒込中学校・高等学校
内容:
3/26土:すべてのセッションを英語で行う、英語によるアウトプット力向上トレーニングを中心に行います。
3/27日:日本語でのガイダンスを中心に、英語トレーニングを中心に行います。
参加資格:英語力強化で悩んで居られる方であれば、どなたでも構いません。
参加費:無料(受講料、講師謝礼などは一切頂きません)
※会場費、教材費、諸経費などは、参加者全員で頭割りさせて頂きます。予めご了承下さい。1日およそ2500円~3000円の経費になろうかと思われます。大変お心苦しいのですが、何卒ご理解頂けましたら幸いです。

参加ご希望の方は、下記のフォームよりお申し込み下さい。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
3/26土の会に参加ご希望の方↓
https://akatsukienglish4.doorkeeper.jp/events/39485
3/27日の会に参加ご希望の方↓
https://akatsukienglish4.doorkeeper.jp/events/39489
※尚、両日参加ご希望の場合は、3/26土の備考欄に、両日参加の旨お書き添え頂ければ幸いです。
3/26(土)の会場
榎町地域センター http://www2.odn.ne.jp/~hak91920/
新宿区早稲田町 85
東京メトロ東西線「早稲田」駅徒歩 5 分
※「都電早稲田」駅(都電荒川線)と混同しやすいのでご注意ください。
東京メトロ有楽町線「江戸川橋」駅徒歩 10 分
都営地下鉄大江戸線「牛込柳町」駅徒歩 7 分
3/27(日)の会場
私立駒込学園 駒込中学校・高等学校
文京区千駄木 5-6-25
東京メトロ南北線「本駒込」駅徒歩 5 分
東京メトロ千代田線「千駄木」駅徒歩 7 分
都営地下鉄三田線「白山」駅徒歩 5 分

2016年2月19日金曜日

Like someone once said, 'YOU SHALL LOVE YOUR NEIGHBOR AS YOURSELF.'

僕は出会いの運命論を信じるほど、人生に奇跡を信じていないし、偶然論みたいなのも、ある程度生きてみて、必然性を個人が引っ張るもんだと思っていますけれど、それを以って尚、去年暮れの暁の会のロング勉強会以降、参加者の方々の温かい交流に胸を掴まれることが多くなりました。squeezing my heartってこういう時に使うといいのでしょうか。とても良い。
毎週ウェブ講座に来ている仲間から欠席のメールが届く。とても温かく丁寧なやり取りがしばし続く。そしてこう思う。その人にその夜会えないのはとても残念だけれど、その人が休んでいる時間、誰かと大事な時間を過ごし、人生の幸せを、生きる喜びをその人がせいいっぱい満たしているのだと思うと、温かい気持ちになり、胸が熱くなる。
何かを捨て、多くの犠牲を払ってまでする価値のある自己実現など、この世にひとつも存在しない。僕はそう思っている。
自分のそばにいる人、それは例えば家族であっても、兄弟であっても、親友であっても、ご近所仲間でも、趣味のサークルの仲間でも良いのだけれど、大切な人たちとの大切な時間を過ごすことと、仕事や自己実現の犠牲を払うことは全く違う話だと僕は思っている。
だから、無理や無茶を押してまで、英語の勉強をしたり、自己実現をしたりする必要はないと思っている。夢なんか実現しなくていい。目標なんて達成できなくたって、ちっとも構わない。充実した日々を送る中で、生きる喜びに満たされている時に再開し、自分が力をつけ、その力をまた他の人にシェアすれば、それで良い、僕は強くそう思っています。
出会う人たちが、何かを異にしていても、それぞれの場にあって幸せでいて欲しい、と心から正直に願うことができれば、自分が生まれて生きる価値があった、と思えることこそ、superbでsublimeなlifeではないのだろうか。
毎週二回、ネットを通じて勉強会をしていて、そんなことを思ったりしています。
ともに生きる喜びをシェアできることって、素晴らしいことですね。

2016年2月18日木曜日

暁の会英語勉強会 水曜日スカイプ講座 レポート

久しぶりにレポを書いてみようと思いたったのは、参加者のレポートを読んでいて、「英語で話す・英語を話す」時に、私たち英語学習者が今忘れかけている本質を突いた内容があったからです。
英語を一生懸命に勉強し、スキルを上げていくことはとても大切なことです。一方で、「何かを伝えたい」という気持ちや心がなければ、話は聞き手に伝わらない。そんな貴重な一場面を今夜は垣間見せられた気がしました。
英語で話すスカイプでの講座を始めて8ヶ月を終えようとしています。毎週やっていて、参加者の方から新たな気づきを常にいただいています。
以下、参加者の方のレポートです。彼のお話の中に、英語を話すということを通して、我々が忘れてはいけない人としての構えが示されています。
「本日の暁の会水曜講座、社会人の引きこもりについての、英語セッションでした。
この記事には3人の方がありましたが、それぞれ自分と似たところがあり、まさに運が良かっただけで、これが自分かもしれないと思いました。他人事ではないような。
また、depressionのテーマに移り、皆さんの状況を聞かせていただいて、これほど身近なところに存在するものなのだな、自分だけではなかったのか、と思いました。
皆さんの状況を聞かせていただいて、ご家族、職場、同僚、後輩、様々な人を主語にして、hard worker. quit job →shut in. don't know how to advise. medicine. pressure. baby step. it takes too much time to cure. sickness would remain.などの英語が耳に残り、ひとつのdepressionに対する方法や、周りの人の関わり方の問題点、困難さが見え隠れしているように感じました。
depressionになった本人がどうすれば良いのか、まず何よりもどんな助けを求めればいいのか、言葉にできないほど心の中が絡まってしまうと思うんです。口は一つしかありません。でも、言葉に出して求めたい内容の優先順がみんな第1位なので、一気に出てこようとして溢れすぎて、驚いて引っ込めてしまう。
または、一気に出るので言葉にならない。沈黙し、また溜め込んでしまうか、上手く伝えられず余計にフラストレーションがたまるか。本人は伝えたつもりでいるから、相手がキャッチしてくれないと思い込み、勝手に相手を敵に回してしまい、コミュニケーションを避けようとする悪循環。タフですよね。解決方法は人それぞれですが、最終的には自分なのでしょうか。
落としどころのない話題で、難しい話題でした。ですが、目的は英語を発信すること。今回は自分にとっては、自分の経験を、質問を受けながら発信するという貴重な体験となりました。感謝です。あんなこと普段は話さないのですが、英語のレッスンという治外法権ということで…。
今回は、興味があるだけの話題でなく、実体験のある話題なので、逆に冷静ではいられず、さらに発信力不足を招きました。言葉より気持ちが先に出るとでも言いましょうか。英語力が話題性だけでなく、感情面でも左右されてしまうのだなと感じました。
Just relax. We are ordinary citizen, not special. なぜか和訳だとパッとしないのに、英語だと素直に受け入れられるように感じるのですが…。」
彼がまさに書いておられる「目的は英語を発信すること。今回は自分にとっては、自分の経験を、質問を受けながら発信するという貴重な体験となりました。感謝です。あんなこと普段は話さないのですが、英語のレッスンという治外法権ということで…。」の箇所です。 私たちは英語を話したいと思っている。でも、学数量の不足や不安など、様々な要因があって、思っていることを細部まできちんと表現できずにいる。また、表現できているか不安になり、それが英語を話すときの足かせになっていることをしばし実感します。
ですが、大切なことは、今ある英語の力で、情理の限りを尽くして、自分の思いを聞き手に届けることなのではないか、と僕は彼の話を聞いていて深く実感させられました。 英語を学ぶってなんなんだろう。言葉を勉強する、ってどういうことなんだろう。 人とのつながりや関わりにとって、私たちの学びはどんな意味があるんだろう。
そんなことを考え込んでしまいました。大切なことはわかっているはずなのに、私たちは忙しさに感けて問い続けることを忘れている気がしました。 学ぶとは、問い続けることである、という本質を見失うまい、と自省し身を改めました。
素晴らしいひと時でした。毎週、いろいろな方の様々な視点や、万別な発信により、思わぬ気づきを与えられ、深く考えてしまいます。良いひと時に感謝し、明日も学びを深めていこうと思っています。
次週は月曜日の夜21:30より、語彙学習、朗読、シャドーイングをやりたいと思っています。

2016年2月17日水曜日

英語力強化勉強会@東京のお知らせ(3/26土、3/27日の2日間)

「暁の会 英語力強化勉強会@東京のお知らせ]

こんにちは、暁の会博多リーダーの田中十督です。
来る326日(土)翌27日(日)の2日間、東京にて、暁の会英語力強化勉強会を開催させて頂きます。

1日目は、[スモールトーク、ディスカッション、ライティング、プレゼンテーション、Q&Aセッション]を1セットとして、これを3セット行います。

その合間に、tipsclueとなるガイダンスの講義が挟まっていく形になります。今回は、具体例の出し方にlayerをつける練習を中心に行っていくことと、相手の主張に対して、反対の意見を持って質問をしていくこと、プレゼンの具体例をスマホやタブレットでその場で調べ、きちんとした肉付けをプレゼンに行っていくことを学びあいたいと思っています。

2日目は、「通訳トレーニング」の中で用いられるシャドーイングや、日本語戻しなどのトレーニングを、通常よりも負荷を落として行っていき、個別に発音の矯正をしたり、その場でシャドーイングの注意点などについて細かい指導を入れていくことに主眼を置きます。

また、Oxford Advanced Learner’s Dictionaryを使っての語彙学習、巻末資料の学習なども行います。更に、通常、参加者の方が行っておられる英語学習やトレーニングに関する個別相談もその場でシェアし、参加者全員で英語力強化に努めます。

更に、2日目の内容の中に、今ウェブ講座のコア講座で取り組んでいる「読み聞かせ、朗読」のトレーニングを入れていきたいと思っています。文を見抜く力、意味の塊を瞬時に見抜く力、pausingなどの技術習得が主たる目的です。

去年末の博多の強化勉強会は大変盛会のうちに終了致しました。今回も、濃密な内容で、会の終了後の参加者の皆様のパフォーマンス向上を第一に、会を運営させて頂きたいと思っております。多数の皆様のご来場、是非お待ち致しております。

日時:3/26土・3/27日 (両日参加でなくても受講可能です。)

時間:両日共に9:0017:00まで

場所:
326日(土)榎町地域センター http://www2.odn.ne.jp/~hak91920/

327日(日)私立駒込学園 駒込中学校・高等学校

内容:
3/26土:すべてのセッションを英語で行う、英語によるアウトプット力向上トレーニングを中心に行います。

3/27日:日本語でのガイダンスを中心に、英語トレーニングを中心に行います。

参加資格:英語力強化で悩んで居られる方であれば、どなたでも構いません。

参加費:無料(受講料、講師謝礼などは一切頂きません)

※会場費、教材費、諸経費などは、参加者全員で頭割りさせて頂きます。予めご了承下さい。1日およそ2500円~3000円の経費になろうかと思われます。大変お心苦しいのですが、何卒ご理解頂けましたら幸いです。


参加ご希望の方は、下記のフォームよりお申し込み下さい。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
3/26土の会に参加ご希望の方↓
https://akatsukienglish4.doorkeeper.jp/events/39485

3/27日の会に参加ご希望の方↓
https://akatsukienglish4.doorkeeper.jp/events/39489

※尚、両日参加ご希望の場合は、3/26土の備考欄に、両日参加の旨お書き添え頂ければ幸いです。

3/26(土)の会場
榎町地域センター http://www2.odn.ne.jp/~hak91920/
新宿区早稲田町 85
東京メトロ東西線「早稲田」駅徒歩 5
「都電早稲田」駅(都電荒川線)と混同しやすいのでご注意ください。
東京メトロ有楽町線「江戸川橋」駅徒歩 10
都営地下鉄大江戸線「牛込柳町」駅徒歩 7

3/27(日)の会場
私立駒込学園 駒込中学校・高等学校
文京区千駄木 5625
東京メトロ南北線「本駒込」駅徒歩 5
東京メトロ千代田線「千駄木」駅徒歩 7
都営地下鉄三田線「白山」駅徒歩 5


2016年1月12日火曜日

「語彙ストックの頭打ちが、自身の英語力の天井となる。」

暁の会の学習者の方は全部で12名ほどいます。その仲間に12月の勉強会の際にお伝えした言葉が「語彙ストックの頭打ちが、自身の英語力の天井となる。」という言葉です。

また、単語を覚える際の注意点についてもお話をしました。今回のブログでは、そのお話を掘り下げて書いてみようと思っています。

日本語を例にとって考えてみましょう。例えば、子供は漢字ドリルをやると語彙を覚えます。でも、語彙は使わないと運用語彙にはならない。だから、例えば、子供が覚えたての漢字を感想文で使ったり、読んでるものの中に出てくると嬉しかったりするのと同じで、実際にその語彙が使われている状況に数多く触れていくなかで、認識語彙を運用語彙に変換していく作業を経て、新しい語彙は自分のものになります。

単語帳をやって語彙を増やしたい、という気持ちを持っている方が多いと思います。僕も数多くの単語帳をトレーニングし、語彙を獲得してきました。ですから、単語帳そのものの使用は推奨していますし、否定しません。

ですが、単語帳や文法ドリルを語学学習の基軸に捉えてしまうと、「多読・多聴をさせる時間がない」や、「受験までに時間が掛かりすぎる」などの理由から、語彙獲得は単語帳で、文法はドリルで、という安直で短絡的な発想で語学学習を捉えてしまいます。僕はこれは誤りである、と思っています。

実際に自分の体を使って14年間英語のトレーニングを行い、たくさんの失敗や試行錯誤を経て、今の自分の英語トレーニングの型を作ってきました。

英語のトレーニングを実際に毎日やっていればわかると思いますが、単語を獲得する時、一番定着力がよく、また早い段階で認識語彙が運用語彙に変わるのは、「読んで覚えた語彙」と「実際に見聞きした語彙」だということがよくわかると思います。これは受験勉強や資格試験のみでしか英語を勉強したことがない方には、実感を伴っては理解がし難いことだと思います。

言葉は、生きた文脈や会話の中で使われているものを獲得した方が、一番体に定着します。単語帳を使ってトレーニングするのは、生きた文脈や会話に出会う前に先取りして予習をしているに過ぎず、それらの単語も、実際に多くの場面で触れたり、実際に自分で使わないと、絶対に定着しません。

読書をたくさんする子供は良質の日本語の文章が書ける傾向にあります。これは統計やデータから得た知見ではないので、いい加減なものですが、想像してみればわかることです。

漢字テストで毎回満点を取り、たくさんの日本語を覚えている子供で、読書量が圧倒的に少ない子供よりも、漢字テストの点数はそこそこでも、たくさんの本を読む子供の方が、長い目で見た時に、最終的には良き日本語の使い手となることは、想像に難くないことだと僕は思っています。

僕は、シャドーイングの基軸トレーニング用(基軸トレーニングとは、毎日必ずやるドリルやパターン練習のようなトレーニングのことを言います。)に、Z会の「速読速聴英単Opinion1400」という単語帳を使っています。

これは、多読多聴ばかり毎日やっているので、基本の聞き取りや話す時のフォームが乱れがちになるので、その矯正用に、と思い、買いました。

実際には、Oxford Advanced Learner's DictionaryをAの項目から毎日読んでいて、気になる語彙や英文をどんどんノートに書き留めていっています。これも膨大な量がありますけれど、目を通していくうちに、読む速度も上がりますし、知らない単語にたくさん出会えるので、良いかと思っています。

1週間に1項目読めば、アルファベットは26文字あるので、半年で読了する計算になります。なので、今年はこれを2回繰り返そうと思って、今取り組んでいます。

また、普段は、米国の新聞(Washington PostとNew York Times)、日本の英字新聞(The Japan Times とThe Japan News)を併読+乱読しています。

さらに、CNNのAnderson Cooperの360°と、Jake TapperのThe Leadという番組(それぞれ四十分ずつ)を毎日多聴教材に使っています。

毎日トレーニングを欠かさずやっていると、気付くことがあります。それは語彙の定着率です。自分が毎日触れる語彙は忘れにくいのですが、なかなか使わない語彙は瞬時には出てきません。

これは当たり前のことなのですが、頭で理解しているのと、実際に毎日英語に触れている時に実感することの差は歴然としています。

自分が思っている以上に、単語はなかなか自分の駒として使えるようになっていないのです。これは、構文、文法事項についても言えると思います。

一例ですが、what S+Vの名詞構文や、It ~ for ~ to の構文、関係詞など、英文記事やメディアに触れていれば飛び交うのですが、使える駒として自分の中に定着していなければ、それらを聞き取ったり、読んで理解するのが精一杯、それを使える表現として運用語彙に変換することは、覚える、という単純作業だけでは絶対に不可能です。

単語帳を使って勉強をしている人は、ぜひ生素材(英文、メディア素材、ペーパーバック読書)を必ず入れて、覚えた単語をきちんと運用語彙に高めていく作業を省かないようにすると良いと思います。

また、語彙や表現が自分のものとして定着していくには、かなりの時間を要します。ですから、無理に詰め込んでも、どうせ忘れてしまいますし、短期で覚えられたものは、短期で忘れてしまうんです。逆に、長い時間をかけて定着させた表現や語彙は、いつまでも自分の運用語彙、運用表現として使うことができます。

単語帳のみを使った学習は、必ず生素材の多読多聴をセットで行っていくことで、より磐石な語彙力が獲得されうるということを今一度再確認していただけると、皆さんの英語力も、より効果的に向上していくと僕は思っています。

さらに言いますと、ぶつ切りの見出語のみが載っている単語帳ではなく、できるだけ文章が載っている単語帳を使った方が、より定着率は高い、と、上記の理由から断言しておきます。

そういう意味で、僕は次に授業で使う単語帳を選べ、と言われたら、迷わず、見出語が出てくる英文があり、その音声も入っている単語帳を採用すると思います。

それに、通訳トレーニングで学んだ基軸トレーニングを入れ、さらに、記録をつけてもらい、伸びを実感してもらおうと思っています。

また、多読多聴の時間を週に1度必ず取り、生徒たちに多くの英文に触れさせたいと思っています。

そして、スピーキング活動も毎回の授業で必ず入れていきます。実際にアウトプットとインプットを両面から鍛えていこう、という算段です。

自分の経験や失敗を精査した結論で、これが一番自然で、なおかつ生徒たちの英語学習に適していると判断したので、こういう展開をしていこうと思っています。

来年度の暁の会での発表も、こういうことが中心になっていくと思っています。

僕は実際に自分の体を使って勉強やトレーニングをしてみて、その上で自分が感じた事やその上で得たことを生徒に還元したいと思っています。

では、また^^

もっとも大いなるもの

単語の綴りを一生懸命練習するけれど、何度も、何度も間違える子がいる。 でも、授業中、何度もうなづきながら説明を聞き、話に耳を傾け、大きな声で歌を歌う。フォニックスの発音を、口を縦横いっぱいに開けて発音する。 oshienと単語テストに書いてきた。oc...